
この記事の目次
1.純正・互換・詰め替えインクの特徴は?
純正インク・互換インク・詰め替えインクはそれぞれカートリッジ・中のインクを製造したところが違います。今回はキャノンのBCI-381+380のセットで比較していきます。
インクの種類 | カートリッジ | インクの中身 |
純正 | プリンターメーカー | プリンターメーカー |
互換 | プリンターメーカー以外のメーカー | プリンターメーカー以外のメーカー |
詰め替え | プリンターメーカー・その他メーカー | プリンターメーカー以外のメーカー |
1-1.純正インクとは
純正インクはプリンターを作ったキヤノン・エプソン・ブラザー・hpなどのメーカーが作ったインクカートリッジです。見かけの特徴はメーカーロゴが入っています。
ICチップもインク成分もプリンターメーカーが作っているものなので、不具合が起きる確率が低いといわれています。
1-2.互換インクとは
互換インクとは、プリンターを作ったキヤノン・エプソン・ブラザー・hpなどの純正メーカーではないインク会社が、純正品と同じように使えるよう独自に開発したインクのこと。見かけは純正メーカーに似てますがロゴがありません。
互換メーカーは多数あり、ICチップやインク成分もメーカーによって異なるので、極端に安すぎるメーカーや保証がないメーカーは認識不良や目詰まりを起こす可能性があるので要注意です。
互換インクに近いものでリサイクルインクというインクがあります。リサイクルインクはカートリッジが純正プリンターメーカーのもの、インクがその他メーカーが作ったものです。
1-3.詰め替えインクとは
使い終わった純正プリンターメーカーのカートリッジにインクを補充して再利用するインクのこと。見かけはボトル形状が一般的で注射針を使って補充するものもあります。
ICチップが純正メーカーのものなので、プリンターの認識不良が起きにくいのが特徴です。純正カートリッジへの詰め替えが困難なものは詰め替え専用カートリッジが製造され販売されています。インク成分はメーカーによって異なるので、互換インク同様極端に安すぎるメーカーや保証がないメーカーは目詰まりを起こす可能性があるので要注意です。
2.価格・色合い・保証・使い方を比較
互換・詰め替えインクメーカーは多々あるので、ここからはエコッテの互換インク・詰め替えインクを純正インクと比較していきます。
2-1.価格比較
価格はBCI-381の1本単価、2021年1月時点での価格で比較しています。

2-1.1.純正インク
Amazon価格:1736円
価格はネットでも家電量販店でもそこまで変わらず高いです。

2-1.2.互換インク
エコッテ価格:1370円
純正インクの約4分の3、約20%OFFで安いです。

2-1.3.詰め替えインク
エコッテ価格:902円
902円で6回詰め替え可能!純正インクの約6分の1、約80%OFFで激安です。
2-2.色合い・色持ち比較
同じものを3つ印刷して比較してみました。
互換や詰め替えインクの方が色がやや濃いように見えますが、ぱっと見では特に違いがないように見えます。
色の経年劣化で比較すると純正インクの方が優れているといわれていますので、長期間保存したい印刷物や大事や写真は純正インクでの印刷がおススメです。
ただ、互換や詰め替えが色持ちしないというわけではないので、互換や詰め替えで印刷した写真もアルバムにいれたり、直射日光を避けて保存すれば長期保存が可能になります。
2-3.保証内容比較
純正プリンターメーカーとエコッテの互換・詰め替えインクの保証を比較します。

プリンター:1年保証
インク:1年保証
エコッテは純正メーカー同様1年間の2つの保証がついています!互換インクや詰め替えインクは自己責任・保証がないという店舗も多々ありますが、エコッテは商品に自信があるのはもちろん、お客様に安心してご利用いただけるように純正メーカー同等の保証をお付けしています。
2-4.インク交換方法比較
純正インクと互換インクは使い勝手がほぼ同じです。互換インクにはオレンジテープがないので、一工程減ります。詰め替えインクは難しそうに思われがちですが、実際はインク吐き出し口にインクを垂らしているだけなのでとても簡単です。
1.純正インク
シールやキャップを外してプリンターにセットすれば完了です。
2.互換インク
シールがないのでキャップを外してプリンターにセットすれば完了です。
3.詰め替えインク
使用済みカートリッジにインクを補充してプリンターに戻したら完了です。
詰め替えインクのみ使用済みカートリッジを使用するため、プリンターの残量検知をリセットする必要があります。キャノンとエプソン・ブラザーで作業内容が異なりますので、使用前に取り扱い説明書をご覧ください。
3.メリット・デメリット
ここまでご紹介した内容を総合してメリット・デメリットをまとめました。
インクの種類 | 価格 | 認識不良 | 長期保管 | 環境対策 |
純正 | ×高い | 起きにくい | ◎ | × |
互換 | 〇やや安い | 起きやすい | 〇 | × |
詰め替え | ◎安い | 起きにくい | 〇 | ◎ |
4.まとめ
エコッテは互換も詰め替えも販売していますが、おススメは絶対に詰め替えインクです!詰め替え作業が面倒だと思われるかもしれませんが、キャノンやエプソンのほとんどはカートリッジにインクを垂らすだけで補充完了なので、とても簡単で楽ちんです♪
詰め替え作業を動画や別記事でもご紹介していますので、ご興味のある方はぜひ一度ご覧ください♪大容量インクタンクシリーズは詰め替えインクが未販売なので、互換インクをご利用ください(^^)
この記事を書いた人

- 詰め替えインクのエコッテのスタッフ前野です。
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