
この記事の目次
1.キャノンBCI-●●●系の詰め替え方法・商品仕様の変更
キャノンの純正インクカートリッジの型番BCI-●●●系について、これまでエコッテでは、純正インクカートリッジに「ドリルで穴を開ける→インクを補充する→シールで穴を塞ぐ」方法(A)をご案内していましたが、「インクを垂らして補充する」方法(B)に商品の仕様を変更しました。
※BCI-●●●系……BCI-381+380シリーズ、BCI-371+370シリーズ、BCI-351+350シリーズなど
Aの方法でもご使用には問題ありませんが、詰め替えインクの単品商品(30mlと125mlのインクボトル)にこれまで同梱していた「青色のゴム栓・銀色のシール・注射針のようなノズル」の3点が同梱されなくなりましたのでご注意ください。(2020年11月19日のご注文分より)
なお、「ゴム栓・シール・ノズル」の3点をこれまで通り使いたいという場合には、お手数ですが、別途、ご注文(0円)をお願いいたします。
※部材セットのみご注文の場合には、送料が発生します。
※楽天市場店・Yahoo!ショッピング店の場合、システムの都合上、0円での設定ができないため、1円でのご提供となりますが、ご容赦ください。
リピーターのお客様にはご面倒をお掛けいたしますが、環境にも配慮して、部材がご不要なお客様には、極力ご提供を控えさせていただきますので、ご了承ください。
下記、それぞれの詰め替え方法と純正品のインクカートリッジについてもご参考ください。
なお、いずれの方法でも、詰め替えインクを使用するためには、残量検知無効操作が必要となります。
2.穴を開けて補充する方法(A)
下記がBCI系の詰め替えインクを使う場合の従来の手順です。

インクカートリッジに穴を開ける

インクカートリッジにインクを注入する

インクカートリッジの穴を塞ぐ
3.インクを垂らして補充する方法(B)
下記がBCI系の詰め替えインクを使う場合の新しい手順です。
4.【理由】純正インクカートリッジの構造が変わった
穴を開けてインクを補充する方法からインクを垂らして補充する方法へ変更した大きな理由は、純正インクカートリッジに穴開けがしにくくなったためです。
下記の写真のように、穴開け位置にある球体のプラスチックが、ドリルを使用しても、カートリッジ内に落ちにくくなりました。実際にお客様からも、穴開けがしにくくなったというお声も多数いただきました。
穴開けの位置は、純正インクカートリッジのQRコードの部分です。
カッターでこの部分をくり抜いてみると、プラスチックの球体が確認できます。
カートリッジ内部を確認するために、側面を切断して、中身のスポンジを抜き出します。
以前のシリーズに比べて、プラスチックの球体が頑丈に固定されていることがわかります。
(上がBCI-325PGBK / 下がBCI-381BK)
5.インクの補充量について
いずれの方法でも、印刷と補充を何度も繰り返し、計量器で重量を測定しましたが、穴を開けてインクを補充する方(A)でもインクを垂らして補充する方法(B)でも、インクの補充量に大きな差は見られませんでした。
エコッテでは、今後も定期的に検証を行っていきますが、お気づきの点がございましたら、お問い合わせフォームよりご相談・ご指摘などいただけますと幸いです。
6.お客様の感想(レビュー)を紹介
※スマートフォンやタブレットにて画像が見にくい場合は下記よりご覧ください。
※スマートフォンやタブレットにて画像が見にくい場合は下記よりご覧ください。
この記事を書いた人

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詰め替えインクのエコッテ本店の店長をしている手塚です。
WEBやスマホの時代でも、印刷はなくなりません。
印刷代の節約を少しでもお手伝いできるように日々営んでいます。
EC業界にいながら、意外とアナログ人間です。
最近は登山に行けておらず、目下ランニング中。
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