
キャノンBC-●●●系の詰め替え方法
下記が詰め替えインクを使う場合の手順です。

インクカートリッジに穴を開ける

インクカートリッジにインクを注入する

インクカートリッジの穴を塞ぐ
純正インクカートリッジの構造
キャノンのBC系の純正インクカートリッジは、2008年のBC-310/311から、2011年のBC-340/341、2017年のBC-345/346、2019年のBC-360/361と、2022年のBC-365/366と、プリンターの対応機種に応じて、インク型番を変えてきました。
そんな中、理由はわかりませんが、BC-345(通常容量タイプ)では、インクカートリッジの天面の構造がこれまでと変わり、凹凸の激しい形となりました。(2007年以前はの型番は割愛しています。)ちなみに、BC-345XL(大容量タイプ)は、BC-360と同じ従来の形になっていました。
○が補充用穴あけ位置です。
ブラックの穴開けの位置は2種類あります。
【Aタイプ】 BC-365XL/BC-360(XL)/BC-345XL/BC-340(XL)/BC-310
【Bタイプ】 BC-365/BC-345
カラーは全て同じです。
(BC-360はインクを補充したので、スポンジが黒く染み渡っています。)
詰め替えインク補充のための穴開けの位置について
BC系では、どうしても純正インクカートリッジに穴を開けなければ詰め替えインクが使用できないため、エコッテでも色々な位置に穴あけを試しました。
実際に、カートリッジを解体してみると全体にスポンジが入っているため、どこに穴を開けてインクを注入しても印刷に問題はありませんが、凹凸が激しく、くぼみ部分にドリルで穴を開けなければならないので、真ん中が一番おすすめです。
ちなみに、現在、BC系の純正インクカートリッジを使用するキャノンの売れ筋プリンターは下記の通りです。
BC-360 ブラック/BC-361 カラー
TS5330
BC-345 ブラック/BC-346 カラー
TS3330 / TS3130 / TS3130S / TS203
インクの補充量について
詰め替えインクを注入する量については、下記を目安として商品販売ページや説明書などでご案内しています。
型番 | インク注入量の目安 | 注入後カートリッジ重量 |
BC-365/360/345/340XL | 15ml | 4.2g |
BC-366/361/346/341XL | 各5ml | 9.7g |
BC-365/360/345/340 | 7.5ml | 39.9g |
BC-366/361/346/341 | 各2.5ml | 3.6g |
BC-310 | 15ml | 0.5g |
BC-311 | 各5ml | 2.1g |
エプソンやブラザーと違い、キャノンは、公式サイトでインクカートリッジのインク容量について公開しています。
【参考】Canon WEBサイト【インクジェットプリンター】インクカートリッジの容量について
必ずしも、「上記の容量=インク注入量」ではありません。また、内部のスポンジの状態によっては、それほど詰め替えインクが入っていかない場合もあります。いずれも詰め替えインクを使用する際には、参考にしてみてください。
お客様の感想(レビュー)を紹介
※スマートフォンやタブレットにて画像が見にくい場合は下記よりご覧ください。
この記事を書いた人

- 詰め替えインクのエコッテのスタッフ前野です。