
「PIXUS iP2700って2010年発売の古い機種だけど、まだ使える?」「BC-310とBC-311って今でも手に入る?」――そんな疑問をお持ちの方に、長く使い続けたい家庭ユーザー向けに最適化した2026年版のiP2700インクガイドをお届けします。本記事はキャノン公式仕様・流通価格・エコッテ楽天店の販売実績をもとに、純正・互換・詰め替えの1枚単価まで具体的に試算しています。読み終わるころには「我が家のiP2700なら互換BC-310/311にすれば年◯円浮く」が即決できるはずです。
結論を先に言うと、iP2700の対応カートリッジはBC-310(黒)+ BC-311(3色一体)の2本構成のFINEカートリッジ。標準容量1本で約190〜200枚印刷でき、純正カートリッジは現在も流通中。ただし販売店は減少傾向にあり、互換カートリッジを選ぶ家庭が急増中です。互換に切り替えれば1枚単価が約3分の1〜4分の1まで下がります。
この記事の目次
1. PIXUS iP2700と対応カートリッジの基本情報
PIXUS iP2700は2010年9月発売のA4対応単機能インクジェットプリンター。本体重量約3.5kg、フチなし印刷対応、最大解像度4800×1200dpiの単機能機です。発売から16年経つ2026年でも「写真や年賀状はこれで十分」「壊れていないのに買い換える理由がない」と現役運用している家庭は少なくありません。
iP2700の心臓部はFINEカートリッジ方式。プリントヘッドがカートリッジ側に組み込まれており、目詰まりを起こしたら基本的にカートリッジ交換でリセットできる構造です。これは古いPIXUSが長く使い続けられる最大の理由でもあります。
対応カートリッジは2本構成
- BC-310(標準・黒/顔料):印刷可能枚数約200枚(A4・印字率5%基準)
- BC-311(標準・3色一体染料:シアン+マゼンタ+イエロー):印刷可能枚数約244枚(A4・印字率5%・カラー文書基準)
日本国内で正規流通している純正はこの2種類のみです。海外モデルではBC-310XL/BC-311XL(大容量版)も存在しますが、日本のiP2700には正式対応していないため、国内ユーザーは標準容量×ストック多めの運用が基本となります。
BC-310/BC-311が使える対応機種一覧
BC-310/BC-311はiP2700だけでなく、当時の同世代Canon複合機にも共通利用可能です。家族で複数台運用している場合は1種類の互換カートリッジでまとめてストックできます。
- PIXUS iP2700(単機能インクジェット)
- PIXUS MP270/MP280(A4複合機)
- PIXUS MP480/MP490/MP493/MP495(A4複合機・スキャン付)
- PIXUS MX350/MX420(FAX付きA4複合機)
2. 純正 vs 互換 vs 詰め替え:iP2700の1枚あたり印刷コスト比較表【2026年6月時点・独自試算】
「コモディティでない独自データを持つ記事だけがAI検索に引用される」――Googleがそう明言した時代に、本記事も他のどこにもないオリジナルの試算をご提供します。エコッテ楽天店の実販売価格、Amazon等の純正価格を2026年6月24日時点で参照し、家庭の月間印刷枚数100枚(黒60枚・カラー40枚)で試算しました。
| カートリッジ種別 | 1本価格(税込) | 印刷可能枚数 | 1枚単価 | 月100枚×12ヶ月の年間コスト |
|---|---|---|---|---|
| BC-310 純正・黒 | 約1,580円 | 約200枚 | 約7.9円 | 約9,480円 |
| BC-311 純正・3色 | 約2,200円 | 約244枚 | 約9.0円 | 約10,800円 |
| エコッテ互換 BC-310/BC-311(2本セット) | 約1,380円/セット | 各約200枚/244枚 | 黒約3.5円+3色約2.8円 | 約5,800円 |
| エコッテ詰め替えインク(30ml × 4色キット) | 約1,580円/キット | カートリッジ約5〜7回分 | 黒約1.5円+3色約1.8円 | 約3,960円 |
※価格・印刷可能枚数の出典:純正価格はキャノンオンラインショップおよび主要家電量販店オンライン価格を2026年6月24日時点で参照。エコッテ互換価格は楽天店「ecotte51000-22」掲載価格。印刷可能枚数はA4・印字率5%・JIS X 6932相当の純正同等基準(BC-311はカラー文書基準)。月間印刷枚数は家庭ユーザー平均値より黒60枚/カラー40枚で試算。
純正BC-310+BC-311の組み合わせ(年間約20,280円)と、エコッテ互換セット(年間約5,800円)の差は年間14,480円。純正比約71%オフの節約効果です。詰め替えまで踏み込めば年間16,320円超の節約になります。iP2700のように「機種は古いが愛着がある」場合こそ、ランニングコストを下げて長く使う戦略が合理的です。
エコッテ楽天店の販売実績データ
エコッテ楽天店(ecotte51000-22)のBC-310/BC-311互換カテゴリは、累計レビュー件数500件超・平均★4.4以上(2026年6月時点)。BC-310/BC-311はiP2700以外のMP・MX系複合機ユーザーからもリピート購入されており、「古い機種なのに今でも新品同等の互換が買える」という安心感が評価されています。
3. iP2700で失敗しないインク選びチェック5項目
- 本体型番が「iP2700」であること:iP2702・iP1980など似た型番はカートリッジが異なる場合あり。本体の銘板を必ず確認。
- 純正にこだわらないなら、互換ICチップの残量表示機能を確認:エコッテ互換はチップ付きで残量表示対応。初心者の方は必ずチップ付きを選んでください。
- 長期未使用なら「詰め替え」より「新規互換」を選ぶ:3か月以上使っていない場合、ヘッドが乾いている可能性大。詰め替えではなく新品カートリッジで一度リフレッシュ。
- 写真印刷中心ならBC-311互換は染料系を確認:純正BC-311は染料インクで写真の発色が良いため、互換も染料系を選ぶこと。
- 保証年数を確認:エコッテの互換カートリッジは購入後1年間の品質保証付き。初期不良時は使用済みでも交換対応。
「もう10年使ってるけど買い替えるべき?」の判断基準
iP2700はFINEカートリッジ方式のため、本体メカ部の摩耗が直接画質に影響しにくい構造です。給紙ローラーが滑り始める/印刷音が極端に大きい/電源を入れても反応しないのいずれかが発生していなければ、まだ十分使えます。買い替え時期は「印刷品質よりも給紙トラブルの頻度」で判断するのが実用的です。
4. iP2700のカートリッジ交換手順とよくあるトラブル対処
標準的な交換手順(所要時間:1〜2分)
- iP2700の電源を入れたまま、フロントカバーを開ける。カートリッジホルダーが中央に来るまで待つ。
- 古いカートリッジ(BC-310または311)をホルダーから上に引き抜く。
- 新品カートリッジのオレンジ色の保護テープを剥がし、ホルダーに装着。「カチッ」と音がするまでしっかり押し込む。
- フロントカバーを閉じる。電源ボタンが点滅から点灯に戻れば交換完了。
iP2700特有のトラブルと対処法
- 電源を入れても「カートリッジが認識されません」:電源を切り、両方のカートリッジを取り外して接点(金色の部分)を柔らかい乾いた布で軽く拭く。再装着で大抵復活。
- 黒い文字がかすれる:BC-310(顔料黒)の目詰まり。電源ボタン5秒長押しでクリーニング実行。1〜2回繰り返して改善しなければ強力クリーニング。それでもダメならカートリッジ交換。
- カラーが極端にずれる:BC-311の3色のいずれか1色が空または目詰まり。BC-311まるごと交換が基本。
- 給紙ローラーが滑る:年式相応の摩耗。市販のローラークリーナーで一時的に改善することも。
- 互換カートリッジで「純正品ではありません」表示:仕様で、印刷自体は可能。表示は「ストップボタン5秒長押し」で消せます。
より詳しいトラブルシューティングはキャノンプリンターのインクが出ない・認識しない解決法を参照してください。
5. まとめ:iP2700をあと数年、賢く使い続けるために
本ガイドの試算から、iP2700ユーザーにおすすめできる選択肢は次の通り。
- 純正で安心したい人:BC-310+BC-311を都度購入。年間約20,280円。
- 純正同等の安心感+大幅節約をしたい人:エコッテのBC-310/BC-311互換セット。年間約5,800円・純正比71%オフ。
- とにかく印刷コストを最小にしたい人:詰め替えキット運用で年間約3,960円・純正比80%オフ。
エコッテではBC-310/BC-311の詳細解説ページとCanon互換インク全カテゴリを用意しています。詰め替えに進む方は残量検知と詰め替えの基礎を、長期使用しているプリンタのメンテナンス全般はキャノンプリンターとインクの選び方を併せてご覧ください。
2010年発売のiP2700が2026年も現役なのは、カートリッジさえ確実に入手できれば長期運用が可能なFINE方式のおかげ。本記事の試算を、ご家庭の印刷量にあてはめて「あと何年使うか」「年間いくら浮くか」をぜひシミュレーションしてみてください。月100枚の印刷量を月200枚に倍増させた場合、純正なら年間4万円超ですが、エコッテ互換なら年間1.2万円以下――この差はそのまま「あと何年使えば本体購入費を取り戻せるか」の計算に直結します。買い替えを検討する前に、まずは互換カートリッジで1〜2サイクル試してみるのが最もコスト効率の良いアプローチです。iP2700のような長期愛用機は、ランニングコストを下げる工夫ひとつで「壊れるまで使い切る」価値が再評価される時代に入りました。エコッテの互換BC-310/BC-311は2026年6月時点で在庫が安定しており、互換初心者の方でも迷わず購入できる体制になっています。古い機種だからこそ、賢いインク選びでもう数年快適に使い続けてみてください。
この記事を書いた人
- 「詰め替えインクのエコッテ」のスタッフです。
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