
「PIXUS TS5330 のインクって、BC-360 と BC-360XL のどっちを買えばいいの?」「純正が高くて毎回悩む…互換や詰め替えって本当に大丈夫?」――そんな声にお応えして、2026年7月時点の Canon 公式価格・印刷可能枚数・互換/詰め替えの1枚単価まで、購入判断に必要な数字を全部そろえて解説します。読み終わる頃には、あなたの印刷スタイルにいちばん合うカートリッジと年間コストが、はっきり見えているはずです。
この記事の目次
1. TS5330 の対応インクと基本情報
Canon PIXUS TS5330 は 2019年9月発売のコンパクト複合機で、対応インクは FINEカートリッジ BC-360/BC-361 シリーズです。ブラックとカラーの2本構成で、ヘッド一体型のためインク交換が非常に簡単なのが特長です。
対応カートリッジ一覧(4種類)
| 型番 | 種類 | Canon公式価格(税込) | 印刷可能枚数(A4・印字率5%) |
|---|---|---|---|
| BC-360 | 標準ブラック(顔料) | 2,330円 | 約180枚 |
| BC-360XL | 大容量ブラック(顔料) | 3,540円 | 約400枚 |
| BC-361 | 標準3色カラー(染料) | 2,600円 | 約180枚 |
| BC-361XL | 大容量3色カラー(染料) | 3,460円 | 約300枚 |
※ 価格・枚数はいずれも Canon 公式サイト(2026年7月時点)に基づく。
ブラック(BC-360系)は顔料インクなので、文書印刷時ににじみが少なく耐水性にも優れます。カラー(BC-361系)は染料インクで、写真印刷時の発色がきれいに出るタイプです。
TS5330 と兼用できる機種
BC-360/BC-361 は、TS5330 のほかにも以下の家庭用機で共通して使えます。旧型のプリンターをお使いの場合も同じインクが利用できます。
- PIXUS TS5330(本記事対象)
- PIXUS TS5330S(型番違いの後継)
- PIXUS TS5300シリーズ(TS5330 のマイナーバリエーション)
2. 純正 vs 互換 vs 詰め替え:1枚単価と年間コスト徹底比較
TS5330 で年間どれくらいインク代がかかるか、シンプルに「月に A4 モノクロ 30枚・カラー 10枚を印刷する家庭」を想定して試算しました。年間で見ると、選ぶ商品によって支払額は数千円〜1万円以上の差になります。
ブラック(BC-360/BC-360XL 系)の1枚単価
| 選択肢 | 参考価格(税込) | 印刷枚数 | 1枚単価 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 純正 BC-360(標準) | 2,330円 | 約180枚 | 約12.9円 | Canon 公式 |
| 純正 BC-360XL(大容量) | 3,540円 | 約400枚 | 約8.9円 | Canon 公式 |
| エコッテ 互換 BC-360XL 相当 | 約1,200〜1,500円 | 約400枚 (純正同等) | 約3.0〜3.8円 | 楽天エコッテ店 実勢価格帯 |
| 詰め替えインク(BC-360用) | 約1,500〜2,000円(10回分相当) | 約1,800枚 (10回換算) | 約0.8〜1.1円 | 詰替キット価格 |
※ 印字率5%基準。互換・詰め替えの価格帯は 2026年5〜7月時点でエコッテ楽天店(アフィリエイト ID: ecotte51000-22)に出品されている実勢価格を目安に記載。
カラー(BC-361/BC-361XL 系)の1枚単価
| 選択肢 | 参考価格(税込) | 印刷枚数 | 1枚単価 |
|---|---|---|---|
| 純正 BC-361(標準) | 2,600円 | 約180枚 | 約14.4円 |
| 純正 BC-361XL(大容量) | 3,460円 | 約300枚 | 約11.5円 |
| エコッテ 互換 BC-361XL 相当 | 約1,400〜1,800円 | 約300枚 | 約4.7〜6.0円 |
【重要】年間コスト試算(月30枚モノクロ+10枚カラー印刷の家庭)
この使用ペースだと、年間で必要な印刷枚数はモノクロ約360枚・カラー約120枚。それぞれの選択パターンでいくら支払うことになるかをまとめました。
| 選択パターン | 年間コスト概算 | 純正比の節約額 |
|---|---|---|
| 純正 標準(BC-360+BC-361) | 約6,388円 | 基準 |
| 純正 XL(BC-360XL+BC-361XL) | 約4,584円 | 約1,804円節約 |
| エコッテ互換 XL相当(両方) | 約1,908円 | 約4,480円節約 |
| 詰め替えインク+互換カラー | 約1,020円 | 約5,368円節約 |
数字で見るとインパクトが大きいですね。純正 XL に切り替えるだけでも年間 約1,800円の節約、互換品ならさらに 2,600円以上の追加節約ができる計算です。純正の標準サイズを買い続けている方は、まず XL、または信頼できる互換品への切り替えを検討する価値があります。
3. 失敗しない選び方チェックリスト
「じゃあ、うちはどれを選べばいいの?」を判断するための、5つのチェックポイントをご紹介します。
チェック 1: 月間の印刷枚数はどれくらい?
- 月10枚未満(ほとんど使わない):純正 BC-360/BC-361 の標準サイズ。使い切れずに乾く前提なので、少量パックが正解。
- 月10〜30枚(週1〜2回使う):純正 XL または信頼できる互換品の XL 相当。
- 月30枚以上(ほぼ毎日使う):互換 XL または詰め替えインク。年間コスト差が大きくなる領域。
チェック 2: 用途はなに?
- ほぼモノクロ文書だけ:BC-360系(ブラック)だけ使い、カラーは切らしていても本文は印刷可能。
- 写真をきれいに残したい:純正 XL、または品質確認済みの互換 XL。染料インクの発色が命なので、粗悪な互換は避ける。
- 年賀状・チラシ・お知らせ:互換 XL でコストダウン。カラー品質が多少落ちても日常用途では気になりません。
チェック 3: 保証と品質はどう考える?
エコッテの互換インクには 1年間の品質保証と初期不良交換ポリシーがあります。プリンターに残量表示不良や印刷不良が出た場合、購入後1年以内であれば新品と交換対応が可能です。「互換は怖い」というイメージを持つ方も、こうした保証内容を確認してから選べば安心して使えます。
チェック 4: 詰め替えインクは初心者でもできる?
BC-360/BC-361 のようなヘッド一体型カートリッジは、専用注入口から補充する仕組みで、慣れれば5分程度で完了します。ただし手にインクが付きやすいので、初回は使い捨て手袋・新聞紙・ウェットティッシュを用意しましょう。
チェック 5: 数か月使わないつもりなら?
数か月使わない予定があるなら、標準サイズを買い切って早めに使い切るのがおすすめです。XL や詰め替えでたっぷり用意しても、インクが乾いてしまえば節約どころか無駄になります。
4. インク交換手順とトラブル対処
基本の交換手順(純正・互換共通)
- 電源を入れた状態でスキャナユニットを開ける。
- キャリッジが自動で交換位置まで移動するのを待つ。
- 古いカートリッジを軽く押して引き抜く。
- 新しいカートリッジのオレンジ色の保護テープをはがす。
- カチッと音がするまでゆっくり差し込む。
- スキャナユニットを閉じて、印刷テストを行う。
よくあるトラブルと対処法
「インク残量を検知できません」と表示される
互換インクや詰め替え直後によく起こる警告です。表示は出ますが印刷自体は可能な場合が多いので、「ストップ」ボタンを5秒以上長押しして残量検知をオフにすれば継続して使えます。詰め替えインクの残量表示についての詳しい対処法はこちらもあわせて参考にしてください。
印刷がかすれる・色が出ない
まずはプリンター設定から「ノズルチェック」を実行し、目詰まりの位置を特定します。軽度なら「ヘッドクリーニング」を1〜2回。改善しない場合は「強力クリーニング」を試してください。それでも直らない場合はカートリッジ側の問題の可能性があるので、Canon FINEカートリッジのトラブル解決法まとめを確認してください。
「取り付けられているインクは使用できません」と表示される
カートリッジの接点部分に指紋やインクが付着していると起こります。乾いた綿棒で接点をやさしく拭いてから再装着してください。それでも直らない場合は初期不良の可能性があります。
詰め替えインクの補充手順(BC-360/BC-361 共通)
詰め替えインクを使えば、1枚あたりのコストを1円以下まで下げることも可能です。BC-360/BC-361 の詰め替えは以下の手順で行います。所要時間は慣れれば5〜10分ほどです。
- 準備するもの:詰め替えインクキット、使い捨て手袋、新聞紙またはビニールシート、ウェットティッシュ、ドライバー(キャップ穴を開ける場合)。
- 作業場所を保護:机の上に新聞紙を敷き、インク汚れに備えます。
- 注入口を確認:カートリッジ上部のシール下に、色ごとの注入口があります。BC-360は1色、BC-361は3色の穴があります。
- ゆっくり注入:付属のシリンジで、指定量(一般的にブラック15ml・カラー各5ml)をゆっくり注入します。あふれると内部でインクが混ざるので、少しずつ入れるのがコツ。
- 10分静置:注入後は10分ほど平置きし、ヘッドまでインクが行き渡るのを待ちます。
- ノズルチェック:プリンター側で「ノズルチェックパターン印刷」を実行し、目詰まりがなければ完了です。
1回のカートリッジで平均8〜10回の詰め替えが可能です。詰め替え回数を重ねると徐々にインク吐出が弱くなるので、印刷品質が明らかに落ちてきたら新品カートリッジに戻すのがおすすめです。詰め替え手順の詳細はCanon FINEカートリッジの詰め替え手順まとめもあわせて確認してください。
5. まとめ:TS5330 のインクは「互換 XL」が最適解
ここまで見てきた通り、TS5330 で年間コストを最小化したい方には、以下の選び方をおすすめします。
- コスト最優先:エコッテの互換 BC-360XL/BC-361XL 相当(年間 約1,900円)
- 品質と節約のバランス:純正 BC-360XL+BC-361XL(年間 約4,600円)
- ときどきしか使わない:純正 BC-360/BC-361 標準(少量ずつ買い切り)
純正の標準サイズだけを買い続けている方は、まず XL、次に信頼できる互換品への切り替えで、年間 数千円〜1万円近い節約が可能です。とくに月30枚以上印刷する家庭は、互換品や詰め替えインクの効果が大きいです。
エコッテでは、TS5330 対応の Canon 互換インク一覧と、詰め替えインク一覧をご用意しています。1年間の品質保証つきなので、初めての方でも安心してお試しください。楽天店の エコッテ楽天市場店もあわせてご利用いただけます。
また、Canon の他機種インクとの違いを詳しく知りたい方は、Canonインクの標準容量と大容量(XL)の違い解説記事も参考にしてください。
この記事を書いた人
- 「詰め替えインクのエコッテ」のスタッフです。
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