Canon PIXUS TS8030 インク完全ガイド|BCI-371+370(6色独立)純正と互換の年間コスト徹底試算

エコッテ スタッフ
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Canon PIXUS TS8030

「PIXUS TS8030 で写真をきれいに残したいけど、6色マルチパックのインク代がとにかく高い」

「BCI-371XL+370XL は本当に純正じゃないとダメ?互換で品質は保てる?」

そんな写真プリント派のお悩みに、2026年7月時点の Canon 公式価格・印刷可能枚数・互換/詰め替えの1枚単価まで、判断材料を全部そろえてお答えします。

この記事を読み終わる頃には、あなたの印刷スタイルに合った選び方と年間コストの目安が、はっきりと見えてくるはずです。

1. TS8030 の対応インクと基本情報

Canon PIXUS TS8030 は 2016年発売の6色独立インクタンク式フォト複合機で、対応インクは BCI-371+BCI-370 シリーズ(6色マルチパック)です。ブラック顔料+ブラック染料+シアン・マゼンタ・イエロー・グレーの6色構成で、写真プリントの階調表現に特化しています。

対応カートリッジ一覧(標準・XL)

型番 種類 参考価格(税込) 印刷可能枚数(A4・印字率5%)
BCI-370PGBK ブラック顔料(標準) 約1,650円 約300枚
BCI-370XLPGBK ブラック顔料(大容量) 約2,200円 約500枚
BCI-371BK/C/M/Y/GY 染料5色(標準・各色) 各 約1,320円 約332枚
BCI-371XL BK/C/M/Y/GY 染料5色(大容量・各色) 各 約1,760円 約680枚
BCI-371+370/6MP(標準6色パック) 6色まとめ買い 約7,500円前後 各色 上記に準ずる
BCI-371XL+370XL/6MP(大容量6色パック) 6色XL まとめ買い 約8,970円(Canon公式) 各色 上記に準ずる

※ 価格は 2026年7月時点の Canon オンラインショップ・大手家電量販店の実勢価格に基づく。印刷枚数はいずれも Canon 公式仕様(A4・印字率5%連続印刷時)。

TS8030 と兼用できる機種

BCI-371+BCI-370 シリーズは、TS8030 のほかにも以下の Canon PIXUS 機で共通して使えます。過去にお使いだった機種と同じインクなら、そのまま買い足しできて便利です。

  • PIXUS TS8030(本記事対象)
  • PIXUS TS9030(上位モデル)
  • PIXUS MG7730/MG7730F(1世代前)
  • PIXUS MG6930(2015年モデル)

2. 純正 vs 互換 vs 詰め替え:1枚単価と年間コスト徹底比較

TS8030 は写真プリント機なので、「A4文書」と「L判写真」の2軸で年間コストを試算しました。

試算条件は「月にA4カラー20枚+L判写真30枚を印刷する家庭」。写真プリントを楽しむご家庭でよく見る使用量です。

A4カラー印刷 1枚単価(BCI-371 5色使用時)

選択肢 参考価格(税込) 印刷枚数 1枚単価
純正 BCI-371+370/6MP(標準) 約7,500円 約332枚 約22.6円
純正 BCI-371XL+370XL/6MP(大容量) 約8,970円 約680枚 約13.2円
エコッテ 互換 BCI-371XL+370XL/6MP 相当 約2,500〜3,500円 約680枚 (純正同等) 約3.7〜5.1円
詰め替えインク(BCI-371+370 6色対応) 約2,500〜3,000円(12回分相当) 約4,000枚 (12回換算) 約0.6〜0.8円

※ 印字率5%基準。互換・詰め替えの価格帯は 2026年5〜7月時点でエコッテ楽天店(アフィリエイト ID: ecotte51000-22)に出品されている実勢価格を目安に記載。

L判写真プリント 1枚単価(光沢紙・写真モード)

選択肢 1枚あたりインク代 写真用紙代(別途) 合計 実効コスト
純正 XL 6MP 約9.5円 約8〜12円 約17.5〜21.5円
エコッテ互換 XL 6MP 約2.5〜3.5円 約8〜12円 約10.5〜15.5円
詰め替え+互換用紙 約0.5円 約5〜8円 約5.5〜8.5円

【重要】年間コスト試算(月20枚A4カラー+30枚L判写真の家庭)

この使用ペースだと、年間で A4カラー240枚 + L判写真360枚を印刷することになります。年間コストの差を見てみましょう。

選択パターン 年間コスト概算(インクのみ) 純正比の節約額
純正 6色標準 6MP 約8,850円 基準
純正 6色 XL 6MP 約6,590円 約2,260円節約
エコッテ互換 XL 6MP 約2,150円 約6,700円節約
詰め替えインク運用 約320円 約8,530円節約

純正 XL に切り替えるだけでも年間2,000円以上、互換 XL に切り替えれば年間6,700円以上の節約が可能です。写真プリントを頻繁にする家庭ほど、コスト差は大きくなります。「毎月インクが切れる」タイプの利用者は、互換または詰め替えの効果を最も実感できる層です。

3. 失敗しない選び方チェックリスト

「6色マルチパックをどう選べばいいか」を判断するための、6つのチェックポイントをご紹介します。

チェック 1: 月間の印刷枚数はどれくらい?

  • 月10枚未満(ほとんど写真は撮らない):純正標準 6MP。TS8030 の写真性能はもったいないが、乾く前提で少量を。
  • 月10〜40枚(月に数回、家族写真を印刷):純正 XL 6MP。ヘッドの目詰まりリスクが下がる。
  • 月40枚以上(写真プリントが趣味):互換 XL または詰め替えインク。年間コスト差が最も大きくなる領域。

チェック 2: どの用途がメイン?

  • 写真プリントが8割以上:純正 XL または品質確認済みの互換 XL。染料インクの発色と粒状感は写真品質に直結。
  • 資料や年賀状がメイン:互換 XL または詰め替え。文書用途なら価格差ほどの品質差は感じにくい。
  • 両方バランスよく:純正 BCI-370PGBK(顔料黒)+ 互換 BCI-371XL 5色。文書は純正、写真は互換で分担する方法もあり。

チェック 3: 保証と品質はどう考える?

エコッテの互換インクには 1年間の品質保証と初期不良交換ポリシーがあります。

プリンターに残量表示不良や印刷不良が出た場合、購入後1年以内であれば新品と交換対応が可能です。

「互換で写真がにじんだら心配」という方も、まずは6色パックの1セット分だけで試して、品質を確認してから買い足すのがおすすめです。

チェック 4: PGBK(顔料黒)は必要?

BCI-370PGBK は文書用の顔料黒で、A4普通紙にモノクロ文字を印刷する際に活躍します。

写真プリントには使われないので、写真だけなら空でもOK。

ただし文書印刷時に自動で使われる設定なので、切らしていると黒染料で代用され、色味が変わることがあります。

チェック 5: 6色パック vs 単色買い足しどっち?

基本は6色パックがコスパ最強です。ただし特定の色(マゼンタなど)だけ早く減る家庭は、単色買い足しでも問題ありません。

「全色まとめて交換のタイミングをそろえたい」なら6色パック、「使う色に偏りがある」なら単色買いという使い分けです。

チェック 6: 数か月使わないつもりなら?

TS8030 のような6色独立式は、長期未使用でヘッド目詰まりが起こりやすい機種です。

もし数か月使わない予定があるなら、月1回でも「ノズルチェック印刷」だけでも実行しておくと、インクの乾燥を防げます。

4. インク交換手順とトラブル対処

基本の交換手順(純正・互換共通)

  1. 電源を入れた状態で、上部スキャナユニットをゆっくり開ける。
  2. キャリッジが自動で交換位置まで移動するのを待つ。
  3. 交換対象のタンクのランプが点滅していることを確認。
  4. タンクのオレンジのつまみを軽く押し下げて取り外す。
  5. 新しいタンクのオレンジ保護キャップを外す(絶対に振らない、こぼれる原因)。
  6. 斜めに差し込み、カチッと音がするまで押し込む。
  7. スキャナユニットを閉じて印刷テスト、ランプ点灯を確認。

よくあるトラブルと対処法

「インク残量を検知できません」と表示される

互換インクや詰め替え直後によく起こる警告です。

表示は出ますが印刷自体は可能なので、「ストップ/リセット」ボタンを5秒以上長押しして残量検知をオフにすれば継続して使えます。

詰め替えインクの残量表示についての詳しい対処法はこちらもあわせて参考にしてください。

特定の色だけ印刷されない・かすれる

まず「ノズルチェック」を実行し、目詰まりの位置を特定します。

軽度なら「ヘッドクリーニング」を1〜2回。改善しない場合は「強力クリーニング」を試してください。

それでも直らない場合は該当色のタンクが原因の可能性があるので、Canon BCI 系のトラブル解決法まとめを確認してください。

写真の色味が純正と違う

互換インクで最も気にされるポイントです。

品質の高い互換品なら、家庭用途では見分けがつかないレベルですが、極端に安い互換は染料の発色が弱いことも。

まずは6色パック1セットで写真プリントを試し、納得できたら買い足す運用が安全です。

詰め替えインクの補充手順(6色独立式)

詰め替えインクを使えば、1枚あたりのコストを1円以下まで下げることも可能です。

BCI-371+370 の詰め替えは、以下の手順で行います。所要時間は6色すべてで15〜20分ほどです。

  1. 準備するもの:詰め替えインクキット(6色対応)、使い捨て手袋、新聞紙、ウェットティッシュ、ドライバー(キャップ穴を開ける場合)。
  2. 作業場所を保護:机の上に新聞紙を敷き、インク汚れに備えます。
  3. タンク上部を確認:タンク上部に注入用のシールがあります。ドライバーで小さな穴を開けます。
  4. 色ごとにゆっくり注入:付属のシリンジで各色に指定量を注入。1回あたり8〜10ml程度が目安。ゆっくり入れて、あふれさせないのがコツ。
  5. 10分静置:注入後は10分ほど平置きし、内部の圧力を安定させる。
  6. ノズルチェック:プリンター側で「ノズルチェックパターン印刷」を実行し、目詰まりがなければ完了です。

1本のタンクで平均10〜12回の詰め替えが可能です。詰め替え手順の詳細はCanon BCI シリーズの詰め替え手順まとめもあわせて確認してください。

5. まとめ:TS8030 のインクは「用途で使い分け」がベスト

ここまで見てきた通り、TS8030 で年間コストを賢く抑えたい方には、以下の選び方をおすすめします。

  • コスト最優先:エコッテの互換 BCI-371XL+370XL/6MP 相当(年間 約2,150円)
  • 品質と節約のバランス:純正 XL 6MP(年間 約6,590円)
  • 写真は純正・文書は互換:純正 BCI-370PGBK+互換 BCI-371XL 5色(年間 約4,000円台)
  • ときどきしか使わない:純正標準 6MP(少量ずつ買い切り)

純正の標準サイズだけを買い続けている方は、まず XL、次に信頼できる互換品への切り替えで、年間 数千円〜1万円近い節約が可能です。とくに月40枚以上写真プリントする家庭は、互換品や詰め替えインクの効果が大きく出ます。

エコッテでは、TS8030 対応の Canon 互換インク一覧と、詰め替えインク一覧をご用意しています。1年間の品質保証つきなので、初めての方でも安心してお試しください。

楽天店の エコッテ楽天市場店もあわせてご利用いただけます。

また、BCI-371XL と BCI-371(標準)の詳しい違いを知りたい方は、BCI-371XL+370XL と BCI-371+370 の違い徹底比較記事も参考にしてください。




この記事を書いた人

エコッテ スタッフ
「詰め替えインクのエコッテ」のスタッフです。

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