今回は詰め替えインクのエコッテが、家庭用プリンター(インクジェットプリンター)だけで布に印刷できる方法を詳しく紹介します。ぜひこの記事を読んで、自分だけのグッズを作ってみてはいかがでしょうか♪
印刷代･インク代が安くなるおすすめの節約方法もあわせて紹介します。
この記事の目次
- 1 自宅のプリンターでも布プリント･布に印刷できる！
- 2 ハンドメイドの用途別の布の印刷方法
- 3 直接印刷できる布でプリンター印刷する(総柄向き)
- 4 おすすめの総柄向きインクジェットプリンター対応布地
- 5 アイロン接着タイプの布に印刷する(ワンポイント向き)
- 6 おすすめのインクジェットプリンター対応アイロン接着布地
- 7 アイロンプリントシート･転写シートに印刷して布に転写する(耐水性)
- 8 おすすめの水･洗濯に強いインクジェットプリンター対応アイロンプリントシート
- 9 シールタイプの印刷可能な布を使用する(別素材に布を貼る場合)
- 10 自宅ハンドメイドをさらにお得に！ 布に印刷したいときにはインクも重要
- 11 プリンターの布印刷･布プリントのよくある質問
- 12 まとめ 自宅プリンターで布に印刷するときは布プリ等材料が重要
自宅のプリンターでも布プリント･布に印刷できる！
ハンドメイドやDIYが好きな方にとって、オリジナルデザインの服を作ったり、好きな写真をプリントした布製品を作ったりしたい時ってありますよね。紙のグッズやフォトグッズ・プラ板などであれば、自宅のプリンターでも手軽に作成できますが布に印刷するとなると、そういうのって業者さんに頼まなくてはいけない？と思っている方も多いのではないでしょうか。
そんなあなたに朗報です！自宅のプリンターでも、簡単に好きな写真・イラスト・デザインを印刷して服などの布製品にすることができるんです！自宅で布に印刷する方法は、大きく４種類あるのでそれぞれの方法を解説していきますね。
- 直接印刷できる布地を使う
- アイロン接着タイプの布を使う
- アイロンプリントシートを使う
- シールタイプの印刷できる布を使う
ハンドメイドの用途別の布の印刷方法
家庭用のインクジェットプリンターで布にプリントする場合、用紙ごとに以下のような特徴があります。作りたいものにあわせて専用の布を選ぶと便利ですよ。
| ハンドメイドの用途・作りたいもの | おすすめのプリンター対応布 |
|---|---|
| 小さめでオリジナル総柄の布小物を作りたい | プリンターで直接できる布地に印刷して縫う |
| Tシャツや小物にワンポイントで絵柄を付けたい | アイロンプリント対応の布地に印刷して貼る |
| 繰り返し洗濯する洋服などに絵柄を付けたい | 洗濯に強いアイロンプリント･転写シートに印刷して貼る |
| 布地以外のガラスやプラスチックに布を貼りたい | シールタイプの布プリントシートに印刷して貼る |
直接印刷できる布でプリンター印刷する(総柄向き)
自宅のプリンターで印刷できる布が売っているので、そちらを利用する方法です。布に直接印刷できることで、総柄などを印刷することができることが特徴です。
欠点としては、自宅のプリンターを使用するためA4サイズのものが多く、大判の布にはならないことが挙げられます。逆にA4サイズでOKということであれば、とても良い方法ですよ！
- 布プリなどのインクジェットプリンター対応の布に印刷する
- 布製品を縫製する
- オリジナル布小物の完成
おすすめの総柄向きインクジェットプリンター対応布地
【エーワン】布プリ＜のりなしタイプ＞
エーワンの「布プリ」は、パソコンとプリンターがあれば手軽に布に印刷できる商品です。綿100%なので肌に優しいという特徴があります。対応プリンターはインクジェットプリンターで、染料インク・顔料インクともに使用することができます。
エーワンの商品の特徴は、「ラベル屋さん」を使用してテンプレートを選択することで非常に手軽に配置からデザイン、印刷までを行うことができます。
こちらの商品は、「のり無し」なのでアイロン等で接着できませんが、その分好きなように縫うことができるのが特徴です。
【カワグチ】プリントできる布＜縫い付けタイプ＞
カワグチの「プリントできる布」はA4サイズが2枚入った綿100%の布です。シーチングタイプのやわらかい布目は通気性がよく、裁縫しやすいことが特徴です。ミシンはもちろん、手縫いでも使用できるのが嬉しいですね♪
印刷はナチュラルな風合いに仕上がります。ふんわりとしたデザインを印刷するのに向いています。洗濯をしても色落ちしづらく、扱いやすいですよ。
アイロン接着タイプの布に印刷する(ワンポイント向き)
アイロン接着タイプの布は、布製品にワンポイントを付けるのに向いています。アイロンで強く接着でき、洗濯しても取れづらいことが特徴です。Tシャツなどの布製品などにワンポイントのデザインを入れることができるため、オリジナリティあふれるグッズを作ることができます！
アイロン接着タイプは種類が豊富なため、様々な種類を選ぶ事ができますよ。
- アイロン接着タイプのインクジェットプリンター対応布地に印刷する
- 無地のTシャツや印刷した布を接着したい小物にアイロンプリントする
- オリジナル布小物の完成
おすすめのインクジェットプリンター対応アイロン接着布地
【エーワン】布プリ＜アイロン接着タイプ＞
「布プリ」にはアイロン接着タイプもあります。注意するところは、インクジェットプリンター専用というところですが、自宅のプリンターで気軽に印刷することができます。サイズはA4で、6枚入っているためたっぷり印刷することが可能です。綿100%となっています。水に強いため、洗濯してもしっかりと接着を保つことができます。
A4の白地の布に印刷するため、好きな形や大きさに切って使うことが出来るので便利です！
【カワグチ】プリントできる布＜アイロン接着タイプ＞
カワグチからも、アイロンで接着できる布が発売されています。こちらはA5サイズが3枚入っています。こちらも綿100%の素材です。生地の裏面に接着剤（のり）が付いており、アイロンで温めることで接着剤の効果を発揮します。
アイロン接着タイプの利点として、縫製しない＝ほつれないので好きな形にカットして無駄な余白を取らなくていいというところが挙げられます。
水洗いすることもできますので、洗濯して何度もオリジナルのワンポイントをつけた服や小物を使うことができますよ♪
【エレコム】アイロンプリントペーパー
コットン素材のA4サイズ2枚入りのエレコムの「アイロンプリントペーパー」も、アイロン接着で洗濯OKの商品です。フリーカットになっていますので、好きな大きさのデザインを印刷して好きな形に切ることができます。インクジェットプリンター専用ですので注意してくださいね。
台紙をはがし、アイロンするだけの簡単な手順で接着できるのが手軽で素敵です！
綿100%の素材なのでやわらかく、布製品のしなやかさを損なわないのがポイントです。
アイロンプリントシート･転写シートに印刷して布に転写する(耐水性)
自宅のプリンターで布自体に印刷しそれでグッズを作ることや、アイロン接着タイプの布を使用することの他に布にオリジナルのポイントをつける方法として、アイロンプリントシートを使う方法もあります。
こちらは、布に印刷するわけではありません。シートに印刷したものをアイロンなどを用いて布に転写する方法です。印刷部分の素材が布ではないため、素材感が異なってきてしまうかもしれませんが、綺麗に印刷でき、水に強く、縫製する必要がないことが特徴です。
- インクジェットプリンター対応の洗濯に強い転写シートに印刷
- 転写シートを布地にアイロン転写する
- オリジナル布小物の完成
おすすめの水･洗濯に強いインクジェットプリンター対応アイロンプリントシート
【TransOurDream】真正の転写シート アイロンプリントシート2.0
レーザープリンターでも使用可能なのが、TransOurDreamの「真正の転写シート アイロンプリントシート2.0」です。インクジェットプリンターだけでなく、レーザープリンターで使いたいという方にぴったりのアイロンプリントシートとなります。また、こちらはカッティングマシンを使用することもできるので、所持している方はハサミで切るよりも綺麗にカットすることができます。
転写するときも反転する必要がないので、使いたい絵柄をわざわざ反転させずにそのまま印刷して使用することもできます。
【サンワサプライ】洗濯に強いアイロンプリント紙
洗濯を繰り返しても印刷を剥げさせない、綺麗に保ちたいという方はこちらの転写紙がおすすめです。とくに、こちらのサンワサプライの「洗濯に強いアイロン転写紙」は100回洗濯しても色落ちやひび割れをしないということで何度も使いたい場合に向いています。
はがきサイズのため、ワンポイントのサイズ感となります。5枚入りで、仕上げ紙も入っていますので大変オトクです♪
こちらもアイロンで転写するタイプとなっています。
【Unikit】アイロンプリントシート
10回ほどの洗濯など、短期間の使用でもいいのでオトクに使いたい！という場合にはUnikitの「アイロンプリントシート」がおすすめです。A4サイズで10枚ほど入っていますので、他のシートなどよりも比較的オトクにアイロンプリントシートを使うことができますよ！
こちらは反転させて印刷する必要がありますが、裏表紙がシリコンになっているので別でシリコンシートなどを敷かなくてもそのままアイロンして使うことができます。
アイロン転写シートと自宅のプリンターを使ってオリジナルバッグを作る方法は、別の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
シールタイプの印刷可能な布を使用する(別素材に布を貼る場合)
今までは、布製品に対する印刷方法をご紹介してきましたが、もしもシールが貼れるような素材（プラスチック、ガラスなどつるつるした表面のもの）に布素材のものを貼りたい場合は、シールになるタイプの印刷可能な布に印刷するのが良いでしょう。
- シールタイプのインクジェットプリンター対応布に印刷
- シール裏の剥離紙を剥がして貼り付ける
- 布のワンポイント入りオリジナルグッズの完成
【エーワン】布プリ＜シールタイプ＞
布プリには印刷できる布のシールタイプがあります！A4サイズで6シート入っており、こちらも綿100%の素材となっています。洗濯には対応していないので注意してください。
裏面が超強力なのりになっており、キャニスターや収納アイテムなど布の素材感のシールを使用したいところにすぐに貼ることができることが特徴です。生地はブロード素材（ワイシャツ素材）となっており、毛羽立たないところがおすすめポイントです。
こちらはインクジェットプリンター専用となっておりますが、顔料インクでも染料インクでも使用することができます。
自宅ハンドメイドをさらにお得に！
布に印刷したいときにはインクも重要
ここまで、自宅のインクジェットプリンターで布に印刷する方法をプリント面積や特徴から４種類紹介しました。どれも簡単に布にプリントできるので、作りたいものにあわせて印刷方法を選んでみてくださいね。
ハンドメイドを楽しんでいると意外と気になるのが材料費です。布に印刷したり、印刷したものを布にワンポイントでつけるときは少しでも安くお得に印刷したいですよね！そういった時には、エコッテの詰め替えインクや互換ボトルを使用するとメーカー純正インクカートリッジよりもぐっと安く印刷することが出来ます。賢くコストが削減できるので、ぜひオリジナルの布製品をお得に印刷してみてくださいね♪
プリンターの布印刷･布プリントのよくある質問
自宅のプリンターで布に直接印刷はできるの？
自宅のインクジェットプリンターで印刷できる専用の布が販売されているので、布に直接印刷することは可能です！
印刷したい面積や用途によっても、おすすめのプリント方法が異なるので自分のハンドメイドにあわせた材料とプリント方法を選んでみてくださいね。
プリンターでTシャツにワンポイントを印刷できる？
Tシャツそのものへの印刷は自宅のプリンターでは難しいですが、アイロン接着タイプの布を使ったり転写シートを使ってTシャツにワンポイントをつけられます！
アイロンプリントシートは洗濯に強い・耐水性のタイプなどもあるので、イベントTシャツなど当日だけ着るTシャツか長く着るTシャツか等でも印刷する素材をしっかり選んでみてください。
まとめ 自宅プリンターで布に印刷するときは布プリ等材料が重要
このブログでは、家庭用プリンターを使ってオリジナルの布製品を作る方法をまとめました。
- 印刷可能な布に印刷し、布自体を使うか縫い付けて使う
- アイロン接着タイプの印刷可能な布を使う
- アイロンプリントシートを使う
- シールタイプの印刷可能な布を使う
といった方法で、自宅でも簡単に布製品に印刷したりオリジナルの布製品を作ることができます。
インクジェットプリンターとエコッテのお得なインクを活用して、ぜひ他の人とはひと味違う、オリジナルの布やデザインのグッズを作ってみて下さいね！
この記事を書いた人
- 詰め替えインクのエコッテのスタッフ前野です。
