
資料を印刷しようとしたとき「両面印刷の長辺とじって?短辺とじってどんなだっけ?印刷設定でよく出てくるけど、違いがよくわからないー」って思ったことありませんか?詰め替えインクのエコッテが解説するこの記事を読めば、次の瞬間からもうあなたは両面印刷の長辺とじ・横とじにもう迷いません!
この記事の目次
長辺綴じとは?短辺綴じとは?
簡単に言えば、長いところで閉じているのが長辺とじ、短いところでとじているのが短辺とじです。とじ方は下図のように4パターンに分かれます。
長辺とじがよく使われている印刷物
小説や教科書など、文章が主体の書籍は一般的に長辺綴じで製本されています。読みやすさやデザインの自由度が高く、多くの書籍がこの形式で出版されています。
短辺とじがよく使われている印刷物
マニュアルやガイドブックのように機器の取扱説明書や旅行ガイドブックなど、ページ数が比較的少ない印刷物は短辺とじで製本されることがよくあります。

★スタッフからワンポイント★
綴じ方の特徴
それぞれにどんなメリットがあるのか特徴をまとめました!これを見ればとじ方を選びやすくなりますよ。
長辺綴じ | 短辺綴じ | |
特徴 | 文字の縦読み・横読みでも読みやすい 文章が主体の書籍に最適 |
幼児向けなどでよく使用される 横長の表やイラスト・写真集に最適 |
扱いやすさ | 片手でも冊子が持ちやすい ページめくりがスムーズ 広げても邪魔にならない |
ページめくりがスムーズ |
主な使用例 | 文章が主体の書籍に最適 | 絵本や表 横長のイラストや写真集に最適 |
とじる時に注意するとうまくいくポイント
-
- ページ数:
ページ数が多い場合は、両面印刷の長辺綴じが情報を効果的に伝えるため適しています。逆に、ページ数が少ない場合は短辺綴じがコンパクトで取り扱いやすいです。 - レイアウト:
読みやすさと重要な情報の配置に注意しましょう。特に両面印刷の長辺綴じでは、折り目に重要な情報がかからないようなレイアウト設計が必要です。 - 用途:
印刷物の目的や使い方に合わせて選びましょう。社内報やパンフレットには両面印刷の長辺綴じが、マニュアルや報告書には短辺綴じが一般的です。 - ページ順序の確認:
資料のページを目視で確認し、順序が正しいかを確認します。最初のページから最後のページまで、順番通りに並んでいるかを確認しましょう。
特に両面印刷の場合、表裏のページが対応している必要があります。例えば、1ページと2ページが表裏で対応しているかを確認します。 - ページの向きが正しいか
表裏のページそれぞれの向きが正しいかを確認しましょう。例えば、正しい向きで印刷されたページが逆向きになっていないかを確認します。
印刷設定方法
長辺とじ・短辺とじにする印刷設定の手順をご紹介します。
Windowsなら「ctrl+p」、macなら「command+p」で印刷指示を出します。
ショートカットキーを使用しない場合は、右上の「設定(歯車マーク)」→「デバイス」→「プリンターとスキャナー」から使用しているプリンターを選択します。印刷画面が出たら、「ページ設定」から両面印刷の項目にチェックを入れ、「とじ方向」から「長辺とじ」もしくは「短辺とじ」を選択してプリント指示を出します。
- ページ数:
印刷後に資料をホチキスで止める手順
印刷後に資料をホチキスで止める手順を具体的に説明します。- ページの順番の確認
- ホチキスの位置きめ
- ホチキスをとめる
- 仕上げ
印刷された資料のページ順序を確認しましょう。特に両面印刷の場合は、正しい順序で印刷されているかをしっかり確認します。
ホチキスで止める位置は、通常資料の左上にホチキスを打ちますが、必要に応じて複数箇所に打ちましょう。ホチキスで止めた後、資料のページがスムーズにめくれることを確認したら完成です。★スタッフからワンポイント★
ホチキスにはとめられる枚数が決まっているので、資料の厚みや重さに応じて適切なホチキスを選択しましょう。よくある質問
長辺とじと短辺とじはどこで設定するの?
長辺とじと短辺とじはプリンターの印刷設定で行います。印刷の詳細設定でチェックを入れるとできますよ。
大量に印刷する時におすすめの印刷環境を教えて
大量に印刷する場合は紙を普通紙、品質を標準設定、プリンターインクを互換インクや詰め替えインクにするのが最も安く印刷できるおすすめの印刷方法です。