
「iP2700のインクって、まだ買えるの?」「BC-310とBC-311、どっちが黒でどっちがカラー?」「2010年に買ったプリンターだけど、互換インクで安く使い続けたい」――そんな声に応えるのが本記事です。Canon PIXUS iP2700は2010年に発売されたエントリーモデルのインクジェットプリンターで、すでに15年以上が経過していますが、丈夫な設計と扱いやすさから今もなお現役で使われている家庭が少なくありません。本記事では、iP2700の対応インク「BC-310(黒)/BC-311(カラー)」について、純正・互換・詰め替えの違い、印刷コストの実態、そして「今後も長く使い続けるための」失敗しない選び方まで、最新の2026年版情報で徹底解説します。
この記事の目次
1. PIXUS iP2700 の基本情報と対応カートリッジ
Canon PIXUS iP2700は、2010年8月にキヤノンが発売したA4対応のエントリー向け単機能インクジェットプリンターです。当時の市場ではコストパフォーマンス重視の家庭ユーザーに人気を博し、その後継であるMP270/MP280/MP480/MP490/MP493など同系のFINEカートリッジ採用機とともに、長く愛用されてきました。
iP2700が採用しているのは、キヤノンのFINEカートリッジ方式です。インクとプリントヘッドが一体になった構造で、装着するだけでセットアップが完了するため、ヘッド交換が必要な事態にも比較的強いのが特徴です。対応カートリッジは次の2種類のみです。
- BC-310(顔料ブラック)――文書印刷用の黒。容量14.9ml、純正標準でA4文書 約401枚印刷可能(A4・印字率5%基準/キヤノン公称値)。
- BC-311(3色カラー)――シアン・マゼンタ・イエローが一体化したカラー。容量12.9ml、純正標準でA4文書 約349枚。
さらに大容量タイプとしてBC-310XL(約810枚)とBC-311XL(約585枚)がラインアップされており、印刷頻度が高い家庭はXLが圧倒的に有利です。iP2700は4色構成ではなく2カートリッジ構成のため、カートリッジ管理の手間が少なく、初心者にも扱いやすいモデルとなっています。
2. 純正・互換・詰め替えのコスト比較(円単位で見る年間ランニングコスト)
iP2700は本体価格が安く済む反面、長期間使い続けると純正インク代がじわじわと家計を圧迫するモデルです。エコッテ楽天店(ecotte51000-22)の販売価格と実販売実績をもとに、A4・5%印字率での1枚単価を試算しました。
| 区分 | 型番 | 印刷可能枚数(公称) | 参考価格(2026年6月時点) | 1枚単価(試算) |
|---|---|---|---|---|
| 純正・標準 | BC-310+BC-311 セット | BK 約401枚/カラー 約349枚 | 約4,400円 | 約11.7円 |
| 純正・大容量 | BC-310XL+BC-311XL セット | BK 約810枚/カラー 約585枚 | 約6,160円 | 約8.8円 |
| エコッテ互換・大容量 | BC-310XL+BC-311XL 互換セット | BK 約810枚/カラー 約585枚(純正同等) | 約1,580円 | 約2.3円 |
| 詰め替えインク | BC-310+BC-311対応 詰め替え4回分 | 約4回×500枚=約2,000枚 | 約2,480円 | 約1.2円 |
独自データ(自社一次情報):エコッテ楽天店「BC-310XL+BC-311XL 互換 2本セット」は2026年5月時点で累計レビュー件数2,800件以上/平均★4.48。レビューでは「印字品質に違和感がない」「ICチップ動作も正常」「iP2700で3年継続して問題なし」など、長期運用に関する好評コメントが多く確認できます(取得時点:2026年5月/取得元:エコッテ楽天店舗ページ)。
年間印刷量を「A4文書月50枚+カラー月10枚」と仮定した場合(家庭の標準的な使用量)、年間総印刷枚数は約720枚。純正XLの場合の年間インク代は約7,920円、エコッテ互換XLなら約2,070円。差額は5,850円/年、3年で約1.75万円。iP2700本体の中古相場が3,000円~8,000円であることを考えると、互換インクに切り替えるだけで「本体1台分相当のコスト」が浮く計算になります。
3. 失敗しないインク選びのチェックリスト(iP2700のような長寿命機ならではの注意点)
iP2700のような発売から年数が経った機種では、純正インクの「在庫切れ」「価格高騰」「製造終了」リスクも視野に入れる必要があります。次のチェックリストで判断してください。
- 純正の在庫はいつまで安定するか?――2026年現在、BC-310/BC-311はキヤノン公式オンラインショップでまだ販売中だが、価格は上昇傾向。互換・詰め替えのほうが安定供給される時期に来ている。
- 月間印刷枚数は?――月10枚未満:標準容量で十分。月30枚以上:XL大容量が確実にお得。月60枚以上:詰め替えインクへの切替を強く推奨。
- カートリッジを長期保管するか?――iP2700の使用頻度が低い家庭は、未開封カートリッジを直射日光を避けた20℃以下の常温保管で。開封後は半年以内に使い切るのが基本。
- 互換は「ICチップ付き/純正同等容量」を必ず選ぶこと。「激安・容量小さめ」の互換はトータルでは割高。
- 1年保証+初期不良交換を明示しているショップを必ず選ぶ。iP2700は古い機種なので、互換側のロット差で稀に「認識エラー」が出ることがある。
4. iP2700のインク交換手順とトラブル対処マニュアル
iP2700のインク交換は非常にシンプルで、説明書なしでも誰でも10分以内に完了します。ただし、長く使っていると「印字がかすれる」「カートリッジを認識しない」などのトラブルが発生する場合があります。それぞれの対処法を整理しておきます。
4-1. インク交換の手順
- iP2700の電源をONにし、フロントトレイを開ける。
- カートリッジホルダーが中央に移動するのを待つ。
- 交換するカートリッジを軽く下に押して、手前に引き上げて取り出す。
- 新しいカートリッジのオレンジ色の保護テープを剥がす(剥がし忘れに注意)。
- 所定の位置にセットし、「カチッ」と音がするまで押し込む。
- フロントトレイを閉じる。自動でクリーニング動作が始まる。
4-2. よくあるトラブル
- 「カートリッジを正しく取り付けてください」エラー:ICチップ部分を乾いた布で軽く拭き、装着し直す。互換品では稀にチップ接触不良が起こる。
- 「印字がかすれる・色が薄い」:ノズルチェックパターンを印刷し、欠けがある場合は「強力クリーニング」を1~2回実行。それでも改善しない場合はカートリッジ寿命の可能性。
- 「インク残量警告が消えない」:iP2700では本体の電源ボタン(リセットボタン)を5秒以上長押しすると残量検知を一時的に無効化できる。詰め替え・互換運用時の必須テクニック。
- 「電源が入らない/LEDが点滅する」:iP2700特有の「E03」「E04」などのエラーコードはマニュアル参照。多くはカートリッジ装着不良または用紙詰まりが原因。
5. 詰め替えインクで「印刷コスト1.2円/枚」を実現する
iP2700はFINEカートリッジ=プリントヘッド一体型のため、詰め替えインクとの相性が非常に良いモデルです。プリントヘッドが詰まっても「カートリッジごと新品にすればリセット」できるため、詰め替えインクの「インク詰まりリスク」を最小限に抑えられます。
エコッテのBC-310/BC-311対応詰め替えインクセットは、純正カートリッジに専用の補充キットでインクを再充填する仕組み。1セット約2,480円で4回の補充=約2,000枚相当を印刷でき、1枚あたり約1.2円という驚異的なコストパフォーマンスを実現します。これは純正XLの7分の1に相当します。
詰め替えの作業時間は1回あたり約3~5分。注射器型のインクボトルで穴から注入するだけで、手を汚さずに作業できます。詰め替えの詳しい手順はキヤノンBC詰め替えインクの使用方法・補充方法の記事で写真付きで紹介していますので、初めての方はあわせてご覧ください。
6. エコッテのiP2700対応互換インク・詰め替えと品質保証
エコッテでは、iP2700ユーザー向けに以下の3ラインアップを揃えています。
- BC-310XL+BC-311XL 互換 2本セット――ICチップ付き・1年保証。
- BC-310 単色(顔料ブラック)互換――黒のみ多く印刷する家庭向け。
- BC-310+BC-311対応 詰め替えインクセット――1セット2,000枚相当の超低コスト運用。
エコッテ品質保証の自社基準(独自データ):
- 全製品に1年間品質保証。期間内の動作不良はメーカー責任で交換または返金。
- 出荷前に国内自社検品ラインで全数の通電・ICチップ動作テストを実施。
- 初期不良時は原則24時間以内に交換品を発送(営業日基準)。
- 2010年代の旧機種(iP2700/MP270/MP280など)での実機検証台数:15機種以上(2026年5月時点/社内検証記録より)。
「古いプリンターだからもう買い替えるしかない」と諦める前に、互換インクや詰め替えに切り替えるだけで、まだあと数年は現役で使い続けられるケースが大半です。実際エコッテの楽天店レビューでも「iP2700を2012年から13年使い続けている」というユーザーが何人も確認できます。
7. まとめ|iP2700は「互換XL+詰め替え」で10年使えるエコ運用
本記事の結論を整理します。
- iP2700の対応カートリッジはBC-310(顔料黒)+BC-311(3色カラー)のシンプル構成。
- 家庭利用なら必ずBC-310XL/BC-311XL(大容量)を選ぶこと。1枚単価が約2.9円安くなる。
- エコッテの互換XLなら1枚あたり2.3円、詰め替えなら1枚あたり1.2円まで圧縮可能。
- FINEカートリッジ方式は詰め替えと相性が良く、ヘッド詰まりリスクも最小限。
- iP2700は2010年発売の古い機種だが、純正に頼らない運用に切り替えればあと5年以上現役で使える。
iP2700のように長く使い込んだ家庭用プリンターは、買い替えではなく「インク代を見直す」だけで延命可能です。エコッテのBC-310/BC-311対応の互換・詰め替えインク一覧から、お使いの印刷頻度に合うラインアップを選んでください。インクが出ない・印刷できないなどの基本トラブルはキヤノンBCインクのトラブル解決法の記事でステップバイステップで解説しています。さらに、Canonのインク容量と種類について体系的に知りたい場合はこちらの記事もあわせてご覧ください。さらに大幅な節約を目指す方は、エコッテ楽天店のBC-310/311互換ページもぜひチェックしてみてください。
この記事を書いた人
- 「詰め替えインクのエコッテ」のスタッフです。
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