この記事の目次
レーザープリンターは業務用、インクは家庭用
生徒きくち
もひっち
生徒きくち
もひっち
もひっち
印刷素材の違い(粉と液体)
レーザープリンター
レーザープリンターは、感光体(ドラム)という筒状の上に、トナーと呼ばれるプラスチックパウダー(粉)に着色料で色付けしたものを、熱で溶かして定着させます。コンビニで印刷した印刷物が少しあたたかいのは、印刷用のトナーを熱で溶かすために、熱いローラーの間を通ってきたからなんです。色数は一般的に黒BK、マゼンタM、シアンC、イエローYの4色です。
インクジェットプリンター
インクジェットプリンターは水などの液体に着色料で色をつけたものを、プリントヘッドと呼ばれるインクの吹き出し口から吹き付けて印刷します。
そのため、印刷後の用紙が少ししっとりしています。色数は一般的には黒BK、マゼンタM、シアンC、イエローYの4色ですが、写真印刷品質にこだわるエプソンではブルーBL、レッドRなどが入り最大8色まで色数が増えます。
印刷品質とスピード
レーザープリンター
- 印刷品質:細かい色は表現できない
- 印刷スピード:1分で20~50枚ほど
- 耐久性・耐水性:高い
- 特徴:普通紙でもカラー印刷可能
インクジェットプリンター
- 印刷品質:細かい色まで表現可能
- 印刷スピード:1分で10~20枚ほど
- 耐久性・耐水性:低い
- 特徴:専用紙以外では色が滲む
レーザープリンターの メリットは、印刷スピードが速く、印刷物が滲みづらいことです。 デメリットはインクに比べて写真印刷の品質が少し低いことです。
インクジェットプリンターの メリットは、写真などの印刷品質が高いこと。 デメリットは印刷スピードが遅く、滲みやすいことです。
初期費用・印刷価格
レーザープリンターはトナー代・プリンター代が高いので、初期費用が高くつきます。反対にインクジェットプリンターは初期費用を抑えることができます。
ただ、 印刷コストは断然トナー代のが安いので、印刷枚数が多い場合はレーザープリンターの方が安くなります。
(2020.11.10時点) | レーザープリンター | インクジェットプリンター |
本体価格 | 18,000円~ | 6,600円~ |
消耗品価格(1本) | ,900円~(純正) | 1,000円~(純正) |
印刷コスト※ | 9.0円(カラー) | 17.3 円(カラー) |
消費電力 | 00w~1500w前後 | 10w~40w前後 |
※印刷コストのみキャノン人気商品のレーザープリンターLBP853Ci、インクジェットプリンターPIXUS TS6330を参照
印刷コストで選ぶなら、消耗品をリサイクルや互換製品に切り替えるとかなりのコストカットが可能です。
エコッテの商品であれば、トナーでもインクでも 最大80%以上印刷コストを下げることができます。
まとめ
- 大量に印刷をする
- 印刷コストを抑えたい
- 掲示物の印刷用に使いたい
特に伝票などモノクロ印刷しかしない方はレーザープリンターがオススメです。
- 写真品質にこだわりたい
- たまに印刷する程度
レーザープリンターは業務用と思われがちですが、最近では安くてコンパクトなレーザープリンターも出てきて、家庭で使われる方も増えています。
それぞれのメリット・デメリットを理解して自分の使い方に合ったプリンターを探してみてください。
この記事を書いた人
- 詰め替えインクのエコッテのスタッフ前野です。