
「このサイズでいいのかな?」「背景の色はどうすればいいんだろう?」証明写真を撮る際、サイズやルールに迷うことはありませんか?
この記事では、一般的な証明写真のサイズや特定の資格、試験に必要なサイズをご紹介すると同時に、撮影時に上手に撮るコツなども丁寧に解説していきます。
正しいサイズや上手く撮るコツを知って、自信が持てる証明写真を撮影しましょう!
この記事の目次
証明写真のサイズ一覧
免許証やマイナンバーカード、特定の資格や試験で必要とされるサイズを一覧にしました。
一般的な証明写真のサイズ
サイズによってその他の証明書にも使用することが可能です。
使用する証明書に必要なサイズを必ず事前にチェックしておきましょう。
種類 | サイズ(縦×横) | 用途 |
パスポート | 45mm×35mm | パスポート、ビザなど |
履歴書 | 40mm×30mm | 就職活動、教育関係 |
運転免許証 | 35mm×25mm | 運転免許証、保険証など |
学生証 | 40mm×30mm | 学生証、学校関連 |
顔写真 | 35mm×35mm | IDカード、名刺など |
マイナンバーカード | 45mm×35mm | マイナンバーカード |
特定の資格や試験のサイズ
規定外の写真を誤って使用してしまうと撮り直しなんてことも…。
正しいサイズで証明写真を撮影して、合格に近づけるよう準備をしましょう。
資格/試験 | サイズ (縦の寸法×横の寸法) | 用途 |
公務員試験 | 30mm×40mm | 公務員試験、採用試験 |
税理士試験 | 40mm×30mm | 税理士試験、会計士試験 |
検定試験 | 25mm×35mm | 検定試験、資格取得 |
※注意: 上記のサイズは一般的なものですが、試験や資格の要件によって異なる場合もありますので、事前に公式情報や指定書類を確認することをおすすめします。
これらのサイズは参考としてご活用ください。
証明写真撮影のポイント
正確なサイズだけでなく、証明写真の撮影時のポイントについても解説していきましょう。
背景や表情、服装など、注意すべき要素を分かりやすくご紹介いたします。
顔の中心を意識
証明写真では顔が中心に位置するように撮影することが重要です。
姿勢を正し、少し胸を張るイメージで、顔が画面の中央に来るように調整します。
明るく均一な照明を確保
明るく均一な照明が顔全体を適切に照らし、明瞭な写真に仕上げます。
日中の自然光や明るい室内の照明を利用することが効果的。

★スタッフからワンポイント★
自然な表情を心掛ける
笑顔や無表情など、証明写真では自然な表情が求められます。
堅苦しい表情や大げさな笑顔は避け、普段の自然な笑顔を心掛けましょう。
口を閉じ、口角を上げ微笑むようなイメージで撮ると印象が良いです。
背景と服装に気を付ける
背景は明るく均一で、一色のシンプルなものが望ましいです。背景が明るすぎたり派手な柄のあるものは避けましょう。また、服装は明るい色や柄の派手なものよりも、落ち着いた色合いや無地の服が好まれます。

★スタッフからワンポイント★
髪型とメイクに注意
証明写真では髪型はできるだけシンプルにまとめ、顔が隠れないようにすることが重要です。
過度なメイクや派手なリップカラーは避け自然な仕上がりになるように心掛けましょう。
男性は髭を剃り、耳周りや目元に髪がかからないように整えておくと爽やかで素敵な証明写真が撮れます。
フレーミングや解像度に気を付ける
証明写真は小さいサイズで使用されることが多いため、フレーミングや解像度にも注意が必要です。
解像度は640×480ピクセル以上で、顔が中心に来るようにフレーミングして、クリアでシャープな写真に仕上げることを心掛けましょう。
まとめ
大切な場面で使われることの多い証明写真。人に見られるものだからこそ、失敗したくないですよね。
ご紹介したポイントを意識することで、あなたの魅力を引き立てる好印象な写真を撮ることが可能ですので、ぜひ試してみてください。
よくある質問
写真の加工はどれくらい平気?
肌荒れや色を調整する程度にとどめるのがベター。
証明写真の加工は肌色をよく見せたり、ちょっとした肌荒れを隠したりといった、違和感を与えない程度にとどめることをおすすめします。
面接官は面接時、手もとに履歴書やエントリーシートのコピーを用意しているものです。
過度な加工は悪印象につながりますので、指摘されない程度に自然体を意識すると良いでしょう。
写真サイズを間違えちゃったけど大丈夫?
写真サイズを小さく見誤った場合、枠線より3mm程度の余白であれば許容範囲内です。しかし、それ以上の余白を作ってしまうのはNG。
採用担当者が見たときに、証明写真サイズが不自然なうえに『仕事が雑な人』もしくは『マナーをしっかり守れない人』という印象を持たれてしまいかねません。
サイズによっては別の証明書等に使用できることもありますので、あきらめて撮り直しすることをおすすめします。