BCI-300 BCI-301のキャノンインク交換・互換インクは何が正解?

エコッテ てづか
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BCI-300 BCI-301のインクは何を買えば正解?

BCI-301+300シリーズのインクについて、何を買えばいいのか迷っている方も多いと思います。

実際、家電量販店やWEB通販サイト(amazonや楽天市場など)では、様々なインクが販売されていて、よくわからないですよね……。

この記事では、お使いのプリンターインクについて、きっとためになる明るいお役立ち情報を紹介します。

早速ですが、結論から知りたいという方もいると思うので、インクの種類とポイントをあげてみました。

  • 純正品は、プリンターメーカー正規品で、価格はとても高いが、とにかく品質に優れている。
  • 互換品(互換インク)は、純正品を模して製造された新品で、価格や品質も様々、、比較検討の必要がある。
  • 詰め替えインクは、純正品に補充するためのインクで、とにかく印刷代を節約できて、プリンターにも安全。
インク代を節約したい場合は、「詰め替えインク」が圧倒的にお得だね。
純正品のインクカートリッジがそのまま再利用できるので安心だよ。
詰め替えインクについては、「詰め替えインク用(詰め替えインク)」で紹介されているよ。
すぐに商品を見てみたい場合には、BCI-301+300(5色)詰め替えインクから見てね。

もひっち

 

それぞれのインクについてのコスト表をまとめてみました。

コスト 価格 合計 ●300
PGBK
●301
BK
301
C
301
M
301
Y
純正品
標準容量
193円/ml 6,787円 35ml 10ml 5ml 5ml 5ml 5ml
互換インク
大容量
78円/ml 4,280円 55ml 15ml 10ml 10ml 10ml 10ml
詰め替えインク 30円/ml 5,412円 180ml 60ml 30ml 30ml 30ml 30ml

上に行くにつれて、1mlあたりのインクコストが高くなっているね。
純正品の小容量タイプと詰め替えインクを比べると、7倍もインクコストが違うんだね。

もひっち

BCI-301+300に詰め替えインクを使う

対応するプリンターは?

BCI-301+300シリーズに対応するプリンター一覧です。

現在は一種類のみです。(2021年11月現在)

BCI-301+300/5MP 対応機種

■2021年秋モデル複合機
PIXUS TS7530

 

ちなみに、TSではなく、TRから始まるプリンターは、ADF(自動原稿送り装置)がついているビジネス向けの機種のようだよ。

もひっち

売れ筋のプリンターは?

キャノン プリンター

Canonの中で特に多くの方が利用しているプリンターが、TS8●●●シリーズTS7●●●シリーズです。

この記事をお読みいただいている方の中でも、実際に、自宅やオフィスで使用されている方が多いと思います。

いずれも、プリンターの価格帯としては、1万5千円から3万円ほどで購入することができる中堅クラスの機種です。

機能面を見ても、プリント・コピー・スキャン・自動両面印刷といった基本的な機能から、WiFi・airprintなどの無線印刷なども兼ね備えていて、とても使い勝手の広い機種といえそうです。

DVDなどのレーベル印刷に加えて、トークプリントやネイルプリントなどもできるようなので、在宅需要が高まっている今、新たな楽しみとして、プリンターを購入する方もとても増えているようです。

※トークプリントとは?……LINEのトークやFacebookのMessengerからメッセージを送る感覚で、プリンターから直接印刷できる機能です。

一般的に、各メーカーから発売された最新モデルのプリンターよりも、前年のモデルなどの従来機種の方が、安い価格で購入できるからお得だよ。基本的な機能もほどんど変わっていない場合が多いんだよ。

もひっち

インクの型番や色数は?

すでにご存じの方もいるかもしれませんが、インクの型番についても、簡単におさらいしておきましょう。

純正品のインク型番は、BCI-301+300という名称です。

プリンターの機種によって、6色タイプか5色タイプかが分かれていて、BCI-301+300の後に、/6MPや/5MPという型番がつきます。

TS7530は5色タイプなので、BCI-301+300/5MPという型番のインクを使用します。

ちなみに、BCIはBlack(ブラック)・Color(カラー)・Independence(独立している)の略で、MPはMultiPack(マルチパック)の略のようです。

純正品の商品コードは、BCI-301+300/5MPが5335C001となっています。

商品コードの意味はよくわかりませんが、この番号をWEBサイトで検索する方も意外と多いようです。

BCI-300-301 純正インク

純正品のカートリッジ自体には、BCI-300PGBKやBCI-301BKなどといったラベルが貼ってあります。

6色タイプの場合には、BCI-300PGBK(顔料ブラック)・BCI-301BK(染料ブラック)・BCI-301C(染料シアン)・BCI-301M(染料マゼンタ)・BCI-301Y(染料イエロー)・BCI-301GY(染料グレー)を使用します。

顔料ブラックは、文章印刷でくっきり印刷できるように、染料ブラックは、写真印刷が鮮やかに印刷できるようになっています。

5色タイプの場合には、BCI-301GY(染料グレー)を使用しません。

5色タイプのプリンターを使っているのに、BCI-301GYのグレーインクを購入しないように気を付けた方がいいね。

もひっち

インクの種類や価格は?

上記の通り、BCI-301+300シリーズに対応しているプリンターはありますが、使用するインクの種類については、意外と知っている人が少ないようです。

なぜかというと、家電量販店では、純正品をメインにラインナップしているお店が多く、WEBサイト(特にamazonや楽天市場)では、インクの型番などで検索すると、色々なお店が販売している見た目の違う商品が大量にヒットするからです。

しかし、実際にはほとんどの商品が、今から紹介する代表的な3種類に当てはまります。

3種類のインクについて、それぞれの価格や品質、使い方などを紹介します。

  1. 純正品
  2. 互換品(互換インク)
  3. 詰め替え用(詰め替えインク)

純正品

BCI-300-301 純正インク

まず、プリンターメーカーであるキャノンから発売されているのが、純正品のインクカートリッジです。

100年インクというだけあり、とても高品質ですが、その分、価格はとても高いものになっています。

キャノンのオンラインショップで価格を見てみると、
BCI-301+300 6色セット(標準容量タイプ)は、6,930円(税込)
となっています。

大容量タイプは今のところ販売されてないようです。

プリンター本体の価格を考慮しても、純正品のインクカートリッジがとても高いことがわかります。

いずれの容量にしても、印刷を続けていき、インクが切れるたびに純正品を購入していくと、あっという間にプリンター本体の価格よりもランニングコストの方が高くなってしまうことがわかります。

「プリンターを購入するとき、プリンター本体の価格は気にしてたけど、インクの価格までは気にしていなかった……」という方も多いと思います。

純正品のコスト表

純正品 コスト 価格 合計 ●300
PGBK
●301
BK
301
C
301
M
301
Y
301
GY
標準容量 193円/ml 7,810円 35ml 10ml 5ml 5ml 5ml 5ml 5ml

 

純正品の使い方について

  1. インクカートリッジに付属しているキャップを取る
  2. インクカートリッジに貼ってあるシールを取る
  3. プリンターにセットして印刷をする

純正品はこんな方におすすめ!

  • インクの色にはこだわりがある
  • 長期保存を重視する(100年インク)
  • 簡単手軽がいい
  • 印刷コストは高くてもOK
  • インクは年1回しか買わない

プリンターを購入したときに付属している純正品は、少なくとも大容量タイプの方がお得だね。

もひっち

互換品(互換インク)

BCI-381XL+380XL/6MP (BCI-380XL BCI-381XL 6色 マルチパック 大容量)[キャノン] 互換インク 6色セット

また、よく知られているのが、互換インクカートリッジです。

純正品と汎用性のあるカートリッジで、純正メーカー以外のメーカーが製造している商品です。

コンパチ品、サードパーティー品という言い方をしているお店もあります。

純正品よりも安く販売することを目的としているため、インクの品質はやや劣りますが、普段使いには十分です

純正品や再生品と同じように、プリンターにセットするだけなので、簡単にインク交換ができます。

インクが切れた後は、再利用することができないため、カートリッジごと処分することになります。

互換インクの品質はピンキリで、中には、カートリッジに付属しているICチップが原因で、プリンターが認識不良を起こしたりするものもあるようです。

また、カートリッジそのものが変形していて、プリンターにセットできなかったりというものもあるようです。

多くのお店では、万が一の場合にも、保証やサポートがあるため、特に問題なく使用できますが、あまりにも安い商品は要注意です。

互換品のコスト表

 

互換品 コスト 価格 合計 ●300
PGBK
●301
BK
301
C
301
M
301
Y
大容量 78円/ml 4,280円 55ml 15ml 10ml 10ml 10ml 10ml

互換品の使い方(純正品とほぼ同じ)

  1. インクカートリッジに付属しているキャップを取る
  2. インクカートリッジに貼ってあるシールを取る
  3. プリンターにセットして印刷をする

互換品はこんな方におすすめ!

  • インクは普段使いで充分
  • 長期保存しない
  • 簡単手軽がいい
  • それなりに印刷コストを削減したい
  • インクは年に数回は買う

amazonや楽天市場では互換インクを販売しているお店が山ほどあるが、購入前には、価格だけじゃなく、サポート体制や保証制度などもよく調べておく必要がありそうだね。

もひっち

詰め替え用(詰め替えインク)

BCI-300+31

最後に、世間であまり知られていないのが、詰め替えインクです。

詰め替えインクは、純正品のインクカートリッジにインクを補充して使用する詰め替え用の商品です。

高価な純正品のインクカートリッジを捨てるときに、「もったいない」と思った方もいるのではないでしょうか?

実は、シャンプーや洗剤のように、容器(純正品のインクカートリッジ)にインクを補充して再利用できます。

中身のインクを購入して、外身の容器は買いなおす必要がないため、価格もとても安く済み、印刷代が大幅に節約できます。

さらに、互換インクとは違い、すでに使用している純正品のインクカートリッジにインクを補充するので、プリンターとの間でトラブルが起きにくいのも大きなメリットです。

キャノンの純正品のインクカートリッジには、インクを吸収、供給するためのスポンジが入っていて、インクを補充する度に、徐々に劣化が進んでしまいます。

BCI-381純正インクカートリッジの中身のスポンジ

そのため、同じカートリッジに無限に詰め替えることはできませんが、BCI-301+300シリーズのカートリッジでは、10回以上詰め替えることができます。

このスポンジは、互換インクカートリッジなどと違い、特許ありの優れものなので、再利用しない手はありません。

詰め替えインクは、「お財布にも、環境にも、プリンターにも、純正品のインクカートリッジにも」優しい商品です。

めちゃくちゃ優しいですね。

ちなみに、互換インクには詰め替えインクを補充することはできません。

理由は、後述する、インク残量のリセットや無効操作ができないからです。

詰め替えインクのコスト表

詰め替え
インク
コスト 価格 合計 ●300
PGBK
●301
BK
301
C
301
M
301
Y
容量 30円/ml 5,412円 180ml 60ml 30ml 30ml 30ml 30ml

詰め替えインクの使い方

  1. 使い切った純正品をプリンターから取り出す
  2. 純正品のスポンジ面にインクを垂らして補充する
  3. プリンターにセットして印刷をする
  4. 残量検知無効操作をする(5秒でできる)
    残量検知無効操作について」で紹介しています。

詰め替え用はこんな方におすすめ!

  • インクは普段使いで充分
  • 長期保存しない
  • ちょっとした手作業を楽しめる
  • とにかく印刷コストは節約したい
  • インクは年に数回かそれ以上買う

詰め替えインクを使うと、いいことばかりだね♪
シャンプーや洗剤と同様に、プリンターのインクも詰め替えが主流になるかもね。

もひっち

【BCI-300/BCI-31】詰め替えインク 初回購入用 5色 キャノン(Canon) TS7530対応 ビギナーセット

詰め替えインクのレビュー・口コミ評価

実際に詰め替えインクを使用したユーザーの感想をいくつか紹介します。

詰め替えインクの感想


購入者さん
2020年04月15日
おすすめ度
★★★★★
二度目の購入です。純正インクを使ってなくなったら、詰め替えインク使って、詰め替えインクでの印刷が悪くなったら純正インクを購入してって感じで使用しています。たくさんカラー印刷するので、凄く助かっています。


購入者さん
2020年04月09日
おすすめ度
★★★★☆
梱包も丁寧で説明書も分かりやすかったです。 コンビニ後払いもできるのでとても便利良いですね。 今後ともよろしくお願いいたします。


購入者さん
2020年02月09日
おすすめ度
★★★★★
純正インクを使っていましたが、家電店で互換インクを勧められ購入。最初は良かったのですが、電源入らなくなってしまいました。 詰め替えインクがあることは知らなかったので、プリンターを買い替えたばかりで、また壊れたら…と不安もありましたが、修理保証がついていたため購入。 コストを気にせず印刷できることを考えたら、詰め替え作業も苦になりません。 今まで純正を買っていたのが、バカらしくなります。オススメです♪


購入者さん
2019年12月26日
おすすめ度
★★★★★
今までも詰め替えインクを使ったことありましたが、詰め替える度ストレスたまる感じでした。説明文など含めてエコッテさんのインクは詰め替えやすくストレスなく詰め替えられました。 気に入りました。


購入者さん
2019年05月01日
おすすめ度
★★★★★
詰め替えやすいです! はじめてでも説明書に従って作業すれば簡単に詰め替えできます。 不器用な方ですが、専用器具でこぼさず綺麗に交換できました。


購入者さん
2019年03月16日
おすすめ度
★★★★★
プリンターを変えて、詰め替えインクを探していてこちらを見つけました☆ 最初は詰め替え面倒くさいな~と思ってましたが、 やってみると思いのほか簡単に出来ました^^ 印刷も全く問題なくでき、印刷の仕上がりも満足です★ かなりのインク代節約になりそうなので、また必ずリピートしたいと思っています!!

詰め替えインクはかなり高評価のようだね。
もっとレビューや口コミを見たい場合は、下のリンクから参考にしてね。

もひっち

インクの残量は?

プリンターの印刷で、多くの方が気にするのが、インクの残量表示についてです。

ここでは、ちょっと踏み込んでリセッターと呼ばれる道具やインク残量を無効にする操作について紹介します。

リセッターについて

インターネットで、BCI-301+300シリーズについて色々調べてみると、「bci-301 リセッター」「300 301 リセッター」「Canon 301 リセッター」などと言った検索キーワードが目立ちます。

詰め替えインクを知っている方が検索していると思われますが、いったいリセッターとは何なのでしょうか?

純正品のインクカートリッジには、ICチップという部品が付いていて、印刷枚数などに応じてインクの残量を検知してプリンターやパソコンに表示しています。

インクカートリッジICチップ

印刷を続けていくと、このインク残量表示がどんどん減っていき、最終的には、「インクがなくなった可能性があります。」や「インクなしを検知しました。」という表示が出ます。

詰め替えインクを使うと、中身のインク自体は補充されて満タンになりますが、インク残量表示は減ったままなので、実際に印刷指示をかけてもプリンターは印刷をはじめてくれません。

そのようなときに必要になるのが、(ICチップ)リセッターという道具です。

ICチップリセッター(エプソンやブラザーでは、後述する無効操作ができないためリセッターが必要になります。)

リセッターを使用すると、インク残量表示が満タンになるとともに、詰め替えインクを補充したカートリッジが再び使えるようになるというものです。

そのため、BCI-301+300シリーズについても、リセッターが欲しいというニーズがあるようです。

ただし、記事更新時点で、リセッターを販売しているお店を見つけることができません。

リセッターを使用しても、インク残量表示と実際のカートリッジ内のインク残量は完全には連動しないことが多いので、あまり当てにならないよ。
しかも、リセッターは開発費用がかかるため、販売されていても、価格が高い場合が多いよ。

もひっち

残量検知無効操作について

リセッターを使わなくても、詰め替えインクを再利用するための魔法のような操作があります。

それが、残量検知無効操作です。

魔法と言っても、5秒でできます。

この操作により、インク残量は非表示になったままですが、印刷ができるようにできます。

詰め替えインク補充のタイミングは、印刷物が擦れてきたら行うか、擦れないように定期的に補充すればOKです。

詳しくは、下記のリンクより動画をご覧ください。

Cannon 残量検知無効操作の方法を動画で確認する!

リセッターは便利そうだけど、普段使いの印刷で利用するだけなら、無効操作を行うだけで十分そうだね。
ちなみに、互換インクでは、無効操作そのものを行うことができないから、詰め替えインクは使えないよ。

もひっち

さいごに

いかがでしたでしょうか?

最適なインク選びのお手伝いになったでしょうか?

たかがインク、されどインクですが、意外と奥が深いものです。

特に、詰め替えインクはまだまだ知らない方が多いと思いますが、実は、欧米やアジア諸国でも当たり前に使われている商品です。

エコッテでは、キャノン・エプソン・ブラザーをメインに幅広く詰め替えインクを取り扱っています。

ぜひお使いのプリンターでも詰め替えインクが使えるか探してみてください。

それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事を書いた人

エコッテ てづか
エコッテ てづか
詰め替えインクのエコッテのスタッフ手塚です。
WEBやスマホの時代でも、印刷はなくなりません。
印刷代の節約を少しでもお手伝いできるように日々営んでいます。
EC業界にいながら、意外とアナログ人間です。
最近は登山に行けておらず、目下スクワット中。

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エコッテ てづか
詰め替えインクのエコッテのスタッフ手塚です。
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