
「LBP841C を使っているけど、CRG-335 の純正がとにかく高い」「うちの印刷量だと、純正と互換でいくら差が出るのか、月間コストの数字ではっきり知りたい」――そんな小規模オフィス・SOHO のご担当者様に向けて、月100枚・500枚・2,000枚の3パターンで CRG-335 のTCO(総所有コスト)を数字で診断します。3年運用でどれくらい差が出るのかを、2026年7月時点の実勢価格と Canon 公式印刷可能枚数から徹底試算しました。
この記事の目次
1. LBP841C の基本情報と CRG-335 の全型番
Canon Satera LBP841C は 2017年2月発売のA3対応カラーレーザープリンターです。オフィスの資料印刷、パンフレット、A3見開きの提案書作成などに使われる SOHO・小規模事業所の定番機で、対応トナーは CRG-335(トナーカートリッジ335)シリーズです。
CRG-335 対応カートリッジ一覧
| 型番 | 色 | 印刷可能枚数(A4・印字率5%) | 純正参考価格(税込) |
|---|---|---|---|
| CRG-335BK | ブラック | 約13,000枚 | 約22,000円 |
| CRG-335C | シアン | 約16,500枚 | 約23,000円 |
| CRG-335M | マゼンタ | 約16,500枚 | 約23,000円 |
| CRG-335Y | イエロー | 約16,500枚 | 約23,000円 |
※ 印刷可能枚数は ISO/IEC 19798 基準(A4・印字率5%連続印刷)。価格は 2026年7月時点の大手販売店の実勢価格に基づく。
CRG-335 の特長は「モノクロ13,000枚・カラー16,500枚」という高印刷可能枚数です。一般的な家庭用インクジェットの30〜80倍の枚数を、1本のトナーで印刷できます。逆に純正価格も高額なので、購入頻度と1枚単価を意識した運用がコスト管理の鍵になります。
LBP841C の対応機種(同じ CRG-335 が使える機種)
- Canon Satera LBP841C(本記事対象)
- Canon Satera LBP842C
- Canon Satera LBP843Ci
- Canon Satera LBP9660Ci(旧モデル)
- Canon Satera LBP9520C(旧モデル)
2. 月印刷量別 TCO 診断(純正 vs 互換 vs リサイクル)
LBP841C の運用コストは、「月にどれくらい印刷するか」で大きく変わります。ここでは実際のオフィス印刷量に近い3つのパターン——月100枚(少量利用)、月500枚(標準的な事業所)、月2,000枚(アクティブな小規模オフィス)——で、3年間の TCO を試算しました。
1枚あたりの単価(4色フルカラー印刷時)
| 選択肢 | 4色 参考価格合計 | 4色平均印刷枚数 | 1枚単価(カラー) |
|---|---|---|---|
| 純正 CRG-335 4色フルセット | 約91,000円 | 約15,625枚(4色平均) | 約5.8円 |
| エコッテ 互換 CRG-335 4色フル | 約36,000〜48,000円 | 約15,625枚(純正同等) | 約2.3〜3.1円 |
| エコッテ リサイクル CRG-335 4色 | 約28,000〜36,000円 | 約15,625枚(純正同等) | 約1.8〜2.3円 |
※ 印字率5%基準。互換・リサイクルの価格帯は 2026年5〜7月時点でエコッテ楽天店(アフィリエイト ID: ecotte51000-22)に出品されている実勢価格を目安に記載。
1枚あたりの単価(モノクロ印刷時)
| 選択肢 | CRG-335BK 参考価格 | 印刷可能枚数 | 1枚単価(モノクロ) |
|---|---|---|---|
| 純正 CRG-335BK | 約22,000円 | 約13,000枚 | 約1.7円 |
| エコッテ 互換 CRG-335BK | 約8,000〜12,000円 | 約13,000枚 | 約0.6〜0.9円 |
| エコッテ リサイクル CRG-335BK | 約7,000〜9,000円 | 約13,000枚 | 約0.5〜0.7円 |
【重要】月印刷量別 3年間 TCO 診断
ここが本記事の核です。月100枚・500枚・2,000枚それぞれで、3年間のトナー代がどう変わるかを数字で見てみましょう。試算条件は「カラー印刷とモノクロ印刷が7:3の比率」の一般的なオフィス想定です。
ケースA:月100枚(月次会議資料程度)
| 選択パターン | 3年間コスト概算 | 純正比の節約額 |
|---|---|---|
| 純正 CRG-335 4色 + BK | 約19,000円 | 基準 |
| エコッテ 互換 | 約8,000円 | 約11,000円節約 |
| エコッテ リサイクル | 約6,500円 | 約12,500円節約 |
ケースB:月500枚(標準的な小規模オフィス)
| 選択パターン | 3年間コスト概算 | 純正比の節約額 |
|---|---|---|
| 純正 CRG-335 4色 + BK | 約94,000円 | 基準 |
| エコッテ 互換 | 約40,000円 | 約54,000円節約 |
| エコッテ リサイクル | 約32,000円 | 約62,000円節約 |
ケースC:月2,000枚(アクティブに使う事業所)
| 選択パターン | 3年間コスト概算 | 純正比の節約額 |
|---|---|---|
| 純正 CRG-335 4色 + BK | 約375,000円 | 基準 |
| エコッテ 互換 | 約158,000円 | 約217,000円節約 |
| エコッテ リサイクル | 約128,000円 | 約247,000円節約 |
ケースC のようなアクティブな事業所では、3年間で20万円以上の節約ができる計算です。トナー1本の価格差は大きく見えなくても、複数本 × 数年で計算すると差額はまさに桁違い。純正から互換・リサイクルへの切り替えは、経費削減効果が非常に大きい領域です。
3. 失敗しない選び方チェックリスト
「純正・互換・リサイクル、どれを選べばいいか」を判断するための、5つのチェックポイントをご紹介します。
チェック 1: 月間の印刷枚数はどれくらい?
- 月100枚未満(ほぼ資料用途):純正またはリサイクル。使用頻度が低いとトナーの経年劣化リスクも小さい。
- 月100〜500枚(標準オフィス):互換またはリサイクル。年間差額 数万円レベルなので、切り替え効果が明確。
- 月500枚以上(毎日フル稼働):リサイクルが最強。3年で20万円以上の節約実績。
チェック 2: 印刷内容の重要度は?
- 社外提出資料(提案書・見積・契約書):純正 または 互換 上位品。色再現性重視。
- 社内資料・議事録・データ資料:互換またはリサイクルで十分。読めればOKの用途。
- チラシ・ポスター(お客様の目に触れる):純正 または 品質確認済み互換。ベタ塗りの発色差が出やすい。
チェック 3: 保証と品質はどう考える?
エコッテの互換・リサイクルトナーには 1年間の品質保証と初期不良交換ポリシーがあります。プリンターに残量表示不良や印刷不良、粉こぼれなどのトラブルが出た場合、購入後1年以内であれば新品と交換対応が可能です。「業務で使うのに互換は不安」というご担当者様も、まずは1色(例:モノクロが最も減るBK)だけ試してから、他色にも展開する運用が安全です。
チェック 4: リサイクルトナーってどんなもの?
リサイクルトナーは、使い終わった純正カートリッジの外装を分解・洗浄し、新品のトナー粉と部品を詰め直した再生品です。純正メーカー製ではありませんが、廃棄物削減という環境面のメリットもあり、実務では純正と遜色ない品質のリサイクル品も多く流通しています。エコッテのリサイクルは JBRA(ジャパン ビジネス リユース協会)基準に準じた品質検査を行い、印刷枚数も純正同等を保証しています。
チェック 5: トナーの寿命と保管方法は?
未開封のトナーは、直射日光・高温多湿を避ければ製造後2年程度は品質を保てます。長期保管する場合は、購入日・型番をトナー箱に書いておくと、使用順序を間違えずに済みます。1本使い切りまでの目安は約6か月〜1年(開封後)。それ以上経過するとトナー粉が劣化して印刷ムラが出やすくなるので、大量まとめ買いは避けたほうが安全です。
4. トナー交換手順とトラブル対処
基本の交換手順(純正・互換・リサイクル共通)
- プリンター前面カバーを開ける。
- 該当色のトナーカートリッジのつまみを持ち、まっすぐ手前に引き抜く。
- 新しいトナーの保護シールをゆっくり全て引き抜く(半端に残るとトナーがこぼれる原因)。
- カートリッジを水平方向に5〜6回振り、内部のトナー粉を均一化する。
- 正しい向きで、カチッと音がするまで挿入する。
- 前面カバーを閉じて、印刷テストを実行する。
よくあるトラブルと対処法
「トナーカートリッジを認識できません」と表示される
互換またはリサイクル品でよく起こる警告です。多くの場合、カートリッジの ICチップ 接点が汚れているか、装着が甘い可能性があります。一度取り外して、乾いた綿棒で接点をやさしく拭き、再度カチッと音がするまでしっかり装着してみてください。
「トナーの残量が少なくなりました」の警告が早く出る
互換品は純正の残量検知アルゴリズムと若干異なるため、実際にはまだ十分残っていても警告が出ることがあります。印刷品質に問題がなければ、警告を無視してそのまま使い続けられます。ただし印刷ムラや薄い部分が出たら、その時点で交換してください。
印刷が斜めに出る・線が入る
トナーではなくドラムユニット(LBP841C は一体型でない場合も)や、内部ローラーの汚れが原因のことが多いです。トナーを取り外し、内部のホコリを乾いた布でやさしく拭き取ってください。それでも改善しない場合は、Canon CRG 系トナーのトラブル解決記事もあわせて確認してください。
色ズレ・混色が起きる
ドラム上で色レジストレーション(位置合わせ)がずれると起こります。プリンター側の設定メニューから「自動階調補正」を実行してみてください。改善しない場合は該当色のトナーが原因の可能性があるので、他色は残しつつ、該当色のみ交換して切り分けます。
5. まとめ:LBP841C のトナーは「印刷量に応じた最適化」が鍵
ここまで見てきた通り、LBP841C で年間コストを最適化したい方には、以下の選び方をおすすめします。
- コスト最優先(月500枚以上):エコッテのリサイクル CRG-335(3年で20万円以上の節約)
- 品質とコストのバランス:エコッテの互換 CRG-335(3年で数万〜数十万の節約)
- 社外提出資料メイン:純正 または 上位品質の互換
- 少量利用(月100枚以下):純正またはリサイクル。長期保管を意識した1本ずつ購入を推奨
純正だけを買い続けている事業所様は、まず1色だけでも互換またはリサイクルに切り替えてみて、印刷品質を確認してみてください。品質面で問題がなければ、他色にも展開することで、年間数万円〜数十万円の経費削減が現実的に見込めます。
エコッテでは、LBP841C 対応の Canon 互換トナー一覧とリサイクルトナー一覧をご用意しています。1年間の品質保証つきなので、初めての方でも安心してお試しください。楽天店の エコッテ楽天市場店もあわせてご利用いただけます。
また、Canon の他機種向けトナーとの違いを詳しく知りたい方は、LBP841C トナー代を3年で半額にする方法(CRG-335総合ガイド)もあわせて参考にしてください。
この記事を書いた人
- 「詰め替えインクのエコッテ」のスタッフです。
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