今回はCanonのインクジェットプリンターのなかでもコスパ最強機種、G5030の特徴とプリントヘッド交換の手順を詰め替えインクのエコッテが解説します。日頃からプリンター印刷の機会が多く、たくさん書類印刷をする人に特におすすめのプリンターです。
この記事の目次
Canonに印刷コスパ最強のプリンターG5030が登場
2019年6月に特大容量プリンターで、自分でヘッドが交換できるプリンターが出ました!
いままでは、せっかくコストカットで特大容量のインクを購入したのに、大量印刷をしていたらヘッドが劣化して、結果的にメーカー修理で数万円払う…ということが避けられませんでした。
しかし、このプリンターが出たことで、今後はその問題がなくなり、大量印刷をしても数千円でしかも自身で簡単にヘッドを交換することができます。
Canon GI-30シリーズはメーカー修理なしでプリンターのヘッド交換が可能
エコッテでも愛用中の大容量特大インクプリンターG5030で目詰まりが起きたので、ヘッドを交換をしてみました。今回はG5030で交換しましたが、同じシリーズのG7030/G6030/GM4030/GM2030もヘッド交換可能なので、よかったら参考にしてください。
ヘッド交換でいつでもプリンターが新品同様の印刷品質に
まずは、結果からですが、下記1枚目はヘッドが劣化し色が薄く印字されたもの、2枚目はヘッドを交換してきれいに印字されたものです。
〇1枚目(交換前)
〇2枚目(交換後)
ヘッド交換前は印刷結果が薄く、ところどころかすれが出ていましたが、ヘッドを交換したら元通り色濃くきれいになりました。
Canon G5030のプリントヘッド交換前に行うこと
交換したいG5030プリンター対応のヘッドを購入する
G5030にはBH-30(黒)とCH-30(カラー)という2つのヘッドがあるので、印刷結果を確認して問題がありそうな色を購入します。
同シリーズのG7030/G6030/GM4030/GM2030を交換する場合も、プリントヘッドはG5030と同じもので大丈夫です。
プリントヘッドは手のひらサイズです。取り出すときは金色の端子やプリントヘッドノズルに手を触れないよう気を付けましょう。ここで触れてしまうと正しく印刷できなくなる場合があります。
Canon G5030でプリントヘッドを交換する手順
「セットアップボタン」を押す
プリンターの電源が入っている状態で「セットアップボタン」を押します。
「メンテナンス」を選ぶ
「メンテナンス」を選んで「OK」ボタンを押します。
「ヘッド交換の開始」を選ぶ
「ヘッド交換の開始」を選び「OK」ボタンを押します。
カバーを開ける
「カバーを開けてください」と表記されたらカバーを開けます。
インクバルブレバーを倒す
インクバルブレバーを右から左にしっかり倒します。
「OK」を押す
「OK」を押すとプリントヘッドが出てきます。
プリントヘッドホルダーの動きが止まるまでは、手を触れないでください
トップカバーを10分以上開けたままにすると、プリントヘッドホルダーが移動し、エラーランプが点灯する場合があります。その場合は、いったんトップカバーを閉じ、再度開けてください
プリントヘッド位置を確認
BH-30が右、CH-30が左にあります。
取り付けるときに色を必ず確認してからとりつけてください
古いプリントヘッドを取り出す
手前のレバーを上げて古いプリントヘッドを取り出します。
新しいプリントヘッドを装着する
新しいプリントヘッドのシールを剥がして装着します。
ラベルと保護シールの両方を必ずはがしてください
蓋を閉める
プリントヘッドを取り付けて蓋をカチッと閉めます。
ジョイントボタンを押し込む
ジョイントボタンを押し込みます。
インクバルブを右に戻す
インクバルブをしっかり右に戻します。
ヘッド交換作業完了
蓋をしめると、自動的にプリンター内でヘッド調節がされて交換作業完了です。
あとは少し待てば「印刷できます」と表記され、きれいに印刷できるようになります。印刷をしてみて、印刷結果が少しずれていた場合はヘッドの位置調節を行なってください。
まとめ Canon G5030はメーカー修理不要でヘッド交換可能!
GI-30シリーズのヘッド交換はとっても簡単!大量印刷するプリンターを探しているなら、絶対GI-30インクが使えるプリンターがオススメです!下記は機能別プリンター比較表です。
価格.comではコピー機能のついているG6030が人気機種でした。
GI-30インク対応プリンター比較表(価格.com 2020/10/19時点))
プリンター型番 | プリンター価格 | 機能 |
G5030 | 27,800円 | カラー印刷機 |
G6030 | 34,980円 | カラー印刷、コピー、スキャナ |
G7030 | 3,956円 | カラー印刷、FAX、コピー、スキャナ |
GM2030 | 19,500円 | モノクロ印刷機 |
GM4030 | 27,720円 | モノクロ複合機、コピー、スキャナ |
キャノンには同じ特大容量シリーズで大量印刷が可能なGI-390シリーズもありますが、GI-390シリーズはヘッドを交換するのにメーカー修理が必要なので、長い目で見るとコスパが悪くなりおすすめできません。以下は参考価格です。(2020.10.19時点)
プリンター型番 | プリンター代(amazon) | ヘッド交換費用 |
G5030 | 28,500円 | 2,336円(amazon購入) |
G1310 | 19,818円 | 約20,000円(メーカー修理) |
大量印刷をする方で、プリンターインク代をより安くしたい方は、GI-30インクを使用するプリンターで、互換インクを使用しましょう。
この記事を書いた人
- 詰め替えインクのエコッテのスタッフ前野です。