
調剤薬局などで使われるビジネスプリンター「EPSON PX-M887F/PX-S887」の対応インクがわからず困っていませんか。
この記事では、PX-M887F/PX-S887に対応する純正インク「IP11」シリーズの型番・印刷可能枚数・価格を整理し、純正インクと互換インクの違いもわかりやすく解説します。
インクの選び方から交換方法、よくあるトラブルの対処法まで、購入前に知っておきたいポイントをまとめて紹介します。
この記事の目次
PX-M887F/PX-S887の基本仕様と対応インク型番
印刷速度などの主要スペック
PX-M887F/PX-S887は、エプソンのビジネスプリンターシリーズです。カラー・モノクロともに約25ipmで印刷でき、薬袋や各種帳票など、大量印刷が必要な業務にも対応します。
| 項目 | PX-M887F | PX-S887 |
|---|---|---|
| タイプ | 複合機(プリント・コピー・スキャン・FAX) | プリンター単体 |
| 印刷速度 | 約25ipm(カラー・モノクロ共通) | 約25ipm(カラー・モノクロ共通) |
| 参考価格 | 54,450円(税込) | 42,350円(税込) |
| 対応インク | IP11シリーズ | IP11シリーズ |
対応インク型番の概要
PX-M887F/PX-S887に対応するインクには、標準サイズの「IP11Aシリーズ」と、大容量サイズの「IP11Bシリーズ」の2系統があります。
印刷枚数が多い薬局では、1枚あたりの単価を抑えやすい大容量のIP11Bがおすすめです。
PX-M887FとPX-S887の違い
PX-M887Fはコピー・スキャン・FAX機能を備えた複合機、PX-S887はプリント機能のみのシンプルなモデルです。
使用するインクはどちらも共通のIP11シリーズなので、インク選びに違いはありません。
IP11A・IP11Bシリーズの型番と印刷可能枚数
IP11A(標準)の型番と印刷可能枚数
標準サイズのIP11Aは、ブラックが約3,000ページ、シアン・マゼンタ・イエローが各色約3,000ページ印刷できます。
IP11B(大容量)の型番と印刷可能枚数
大容量サイズのIP11Bは、ブラックが約10,000ページ、カラー3色が各色約5,000ページと、標準サイズよりも大幅に多く印刷できます。ブラックは約3倍、カラーは約1.7倍の印刷可能枚数です。
| 型番 | 色・容量 | 印刷可能枚数目安 |
|---|---|---|
| IP11KA | ブラック・標準 | 約3,000ページ |
| IP11CA/MA/YA | カラー3色・標準(各色) | 約3,000ページ |
| IP11KB | ブラック・大容量 | 約10,000ページ |
| IP11CB/MB/YB | カラー3色・大容量(各色) | 約5,000ページ |
型番の見分け方
インクパック本体やパッケージに印字された型番シールで判別できます。末尾が「A」であれば標準タイプ、「B」であれば大容量タイプです。購入前に古いインクパックの型番を確認しておくと、買い間違いを防げます。
純正インクと互換インクの違い
純正インクのメリット・デメリット
純正インクはメーカーが製造しているため品質が安定しており、印刷トラブルのリスクが低いのがメリットです。
一方で、価格が高くなりやすい点はデメリットといえます。
互換インクとは
互換インクは、純正品と同じ規格で製造された新品のインクパックです。
純正品よりも価格を抑えられるため、印刷量の多い薬局様ではインクコストの削減につながります。
詰め替えインク専門店として長年インクを扱ってきた経験から言うと、純正に対して互換インクは半額前後になるケースが多く見られます。
互換インクを選ぶ際の注意点
互換インクの使用自体でメーカー保証がすべて無効になるわけではありませんが、インクが原因の不具合は保証対象外になる場合があります。
信頼できる販売元の商品を選ぶことが大切です。
印刷コストを比較すると何が変わる?
1枚あたりのランニングコスト
プリンターは本体・インク価格に加え、1枚あたりの印刷単価で比較することが大切です。
大容量タイプほど1枚あたりの単価は下がる傾向にあります。
年間印刷枚数別のコスト差
毎日のように印刷を行う薬局では、標準インクと大容量インクの価格差だけで年間では大きなコスト差になることがあります。
印刷枚数が多い環境ほど、インク選びの影響は大きくなります。
互換インクでどれくらい節約できるか
エコッテに寄せられるお問い合わせで多いのが「純正よりどれくらい安くなるか」という質問です。目安として、純正価格の半額前後で購入できるケースが多く見られます。
IP11インクパックの交換方法と注意点
インクパック交換の基本手順
本体のインクカバーを開け、古いインクパックを取り出します。
新しいインクパックを向きに注意して奥まで差し込みます。
カチッと音がするまでしっかり装着します。
カバーを閉じ、テストページを印刷して正常に印刷できるか確認します。
交換時によくあるトラブル
インクパックの向きが逆になっている、奥まで差し込めていない、といったケースで正しく認識されないことがあります。取り付け直前にもう一度確認しましょう。
インク残量表示の見方
PX-M887F/PX-S887は本体の操作パネルにインク残量の目安が表示されます。残量が少なくなると警告が表示されるため、事前に交換用インクを準備しておくと安心です。
PX-M887F/PX-S887でよくあるトラブルと対処法
印刷にかすれ・スジが出る
インクの残量が少ない、またはノズルの目詰まりが原因であることが多いです。プリンター本体のクリーニング機能を実行し、改善しない場合はインクパックの交換を検討してください。
インクパックが認識されない
インクパックの装着向き・差し込み方が正しいか、保護テープが残っていないかを確認してください。改善しない場合は本体のリセットボタンや電源の入れ直しを試してください。
エラーランプが点灯する
エラーランプが点灯した場合は、まず用紙詰まりやカバーの閉め忘れがないかを確認します。改善しない場合は、取扱説明書のエラーコード一覧を確認するか、購入店・メーカーサポートに問い合わせましょう。
よくある質問
PX-M887FとPX-S887のインクは共通ですか?
はい、どちらも「IP11」シリーズのインクパックに対応しており、共通して使用できます。
IP11AとIP11Bの違いは何ですか?
標準のIP11Aはブラック約3,000ページ、大容量のIP11Bはブラック約10,000ページ・カラー各約5,000ページが目安です。
互換インクを使うとメーカー保証はどうなりますか?
互換インクの使用自体ですべての保証が無効になるわけではありませんが、インク起因の不具合は対象外になる場合があります。
薬局でPX-M887F/PX-S887はどう使われていますか?
薬袋や各種帳票の印刷など、調剤薬局の日常業務で大量印刷を行う用途に使われています。
インクパックが認識されないときはどうすればよいですか?
インクパックの装着向きを確認し、それでも改善しない場合は本体のリセットボタンや電源の入れ直しを試してください。

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まとめ
PX-M887F/PX-S887対応のインク型番は、標準サイズのIP11Aシリーズと、大容量サイズのIP11Bシリーズです。印刷枚数が多い薬局様ほど、大容量タイプの方がコスパに優れています。純正だけでなく互換インクも選択肢に入れることで、印刷コストを抑えながら安定した印刷品質を維持できます。
この記事を書いた人
- 「詰め替えインクのエコッテ」のスタッフです。















