プリンターで封筒を印刷する方法|長形3号・洋形別のセット方法と失敗しないコツ

エコッテ スタッフ
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ビジネスの送付状、DM、招待状など、自宅やオフィスのプリンターで封筒に直接宛名を印刷したい場面は意外と多いもの。しかし、いざ印刷してみると「文字が逆さまになった」「シワだらけになった」「紙詰まりで止まった」など、トラブルが頻発するのが封筒印刷の悩ましいところです。

本記事では、長形3号・洋形4号など代表的な封筒サイズ別のセット方法、Wordでの印刷設定、失敗しないためのコツを、キヤノン・エプソン・ブラザー・シャープ等の公式情報をもとにわかりやすくまとめました。封筒印刷の仕組みと注意点を一度押さえておけば、今後のトラブルはグッと減らせます。

1. 封筒の種類を正しく理解する|長形・角形・洋形の違い

封筒印刷で最初につまずくのが、実は「封筒の種類の把握」です。日本で一般的に流通しているビジネス封筒は大きく3系統に分かれます。

種類代表サイズ主な用途印刷時の向き
長形3号120×235mmA4三つ折りの送付状・請求書
長形4号90×205mmB5三つ折りの書類
角形2号240×332mmA4を折らずに入れる書類
洋形2号114×162mmはがきサイズの案内状
洋形4号105×235mmA4三つ折りのDM・招待状

長形(なががた)は縦長で短辺側にフタ(フラップ)がある和封筒、洋形(ようがた)は横長で長辺側にフラップがある欧米スタイルの封筒です。印刷方向が根本的に異なるため、「どの種類の封筒か」を最初に確認することが失敗回避の第一歩になります。

💡 ポイント

請求書・納品書など「A4を三つ折りで入れる」ビジネス文書は長形3号、結婚式の招待状やDMのように「A4を三つ折りにしつつ見た目を重視する」用途は洋形4号が一般的です。用途に応じて封筒の種類を統一しておくと、テンプレート化がぐっと楽になります。

2. プリンターへの封筒セット方法|長形3号・洋形別の正しい向き

封筒のセット方向を間違えると、宛名が逆さに印刷されたり、フラップ部分に文字が乗ったりして、印刷をやり直すことになります。メーカー公式情報をもとに、代表的なセット方法をまとめました。

2-1. 長形3号(縦長の和封筒)のセット方法

  1. フラップ(のりしろ部分)を上(開いた状態)にする
  2. 印刷面(宛名を印字する面)を下向きにセット
  3. 封筒の上端(フラップがある側)をプリンター側に向ける
  4. 用紙ガイドを封筒の幅にぴったり合わせる
  5. 給紙はなるべく手差しトレイを使用する

2-2. 洋形封筒(横長)のセット方法

  1. フラップを閉じた状態(折り目を付けた状態)にする
  2. 印刷面を下向きにセット
  3. 封筒を横向きにして右側または手前にフラップが来るように揃える
  4. 用紙ガイドを封筒の高さにぴったり合わせる
  5. セット枚数は5〜10枚程度に抑える

※メーカー・機種によって細部は異なります。必ずお使いのプリンターの取扱説明書や公式FAQを確認してください。特にキヤノン PIXUSシリーズと ブラザーMFC/DCPシリーズでは、封筒をセットする位置(背面給紙か手差しか)が異なる場合があります。

3. Word・Excelでの印刷設定|用紙サイズと向きを間違えない

封筒印刷でありがちなのが、ソフト側の用紙設定がA4のまま印刷してしまい、文字が封筒の外に出てしまうパターン。Wordでの基本設定を押さえておきましょう。

3-1. Wordでの設定手順(長形3号の場合)

  1. 「レイアウト」タブ →「サイズ」→「その他の用紙サイズ」を選択
  2. 用紙サイズで「長形3号(120×235mm)」を指定
  3. 「印刷の向き」をに設定
  4. 「余白」を「狭い」に設定(宛名が縁いっぱいに配置される場合)
  5. 「ファイル」→「印刷」→プリンタ設定で用紙種類を「封筒」に変更

3-2. 洋形4号(A4三つ折り向け)の設定

洋形の場合は「印刷の向き」をに変更します。宛名レイアウトが縦書きの場合は「文字列の方向」で縦書きを選択し、ページ全体は横向き、文字列だけ縦という組み合わせになります。

📝 テスト印刷のすすめ

本番の封筒を使う前に、A4普通紙に「封筒サイズの枠線」だけ印刷して位置を確認しましょう。用紙設定だけ封筒サイズにし、プリンター側を普通紙にすれば、失敗してもコピー用紙1枚で済みます。

4. シワ・紙詰まりを防ぐコツ|封筒ならではの注意点

封筒はコピー用紙と異なり、糊付け部分の厚みや折り目があるため、プリンター側にとっては扱いづらい「変則用紙」です。シワ・紙詰まりを未然に防ぐ5つのポイントを押さえておきましょう。

  1. 湿気対策:封筒は湿気を吸いやすいため、使用前に密閉袋から取り出し、室内に30分ほど馴染ませる
  2. 紙クセ直し:波打ちやカールがある封筒は、軽く反対方向に曲げてクセを取ってからセットする
  3. セット枚数を抑える:一度にまとめてセットせず、5〜10枚程度に分けて印刷する
  4. メーカー推奨の封筒を選ぶ:特に厚紙封筒・クラフト紙は、メーカーの対応用紙リストを必ず確認する
  5. 印刷後すぐに触らない:インクが乾くまで30秒〜1分程度置く(特に染料インクの場合)

給紙ローラーに紙粉やほこりが溜まっていると、封筒のような厚みのある用紙は特に詰まりやすくなります。月1回程度、柔らかい布で給紙ローラーを軽く拭き取るだけでトラブルを大きく減らせます。

5. インクのにじみを防ぐ設定|顔料インクと封筒の相性

一般的な封筒は上質紙やクラフト紙が使われており、コピー用紙に比べて繊維が粗く、インクが横にじみしやすい性質があります。特に染料インクのブラックで宛名を印刷すると、細い線がぼやけてしまうことがあります。

対策効果主な対応機種
用紙設定を「封筒」に変更インク量を自動調整しにじみ抑制Canon/EPSON/Brother 全般
顔料ブラックで黒印刷にじみがほぼ発生しないEPSON PXシリーズ、Canon ビジネスモデル等
「きれい」モードではなく「標準」インク総量を抑える多くの機種
乾燥時間を長く設定印刷後のにじみを抑制ドライバ設定で調整可

💡 コスパ重視なら詰め替え・互換インクの活用も

ビジネスで大量の封筒印刷をする場合、純正インクのコストが無視できません。エコッテでは、キヤノン・エプソン・ブラザー純正同等の印刷品質を実現した詰め替えインク・互換インクカートリッジを多数取り揃えています。封筒印刷のような「文字中心でインク消費が多い用途」では、ランニングコストを大きく下げられます。

6. まとめ|封筒印刷は「種類・向き・設定」の3点を押さえれば失敗しない

封筒印刷のトラブルの多くは、「封筒の種類の認識」「セット方向の誤り」「ソフト側の用紙設定」の3点に集約されます。まずは手元の封筒が長形・角形・洋形のどれに該当するかを確認し、メーカー公式FAQに従ってセット方向を守り、Word側でも用紙サイズと向きを正しく指定しましょう。

シワや紙詰まりは湿気・紙クセ・給紙枚数で大幅に改善できます。インクのにじみには用紙設定変更と顔料インクの活用が効果的です。量産する場合はテスト印刷で位置を確認し、本番の封筒を無駄にしないようにしましょう。

封筒印刷のランニングコストを下げたい方は、エコッテの互換インク・詰め替えインクもぜひご検討ください。Canon・EPSON・Brother の主要機種に対応しており、純正品と比べて大幅なコスト削減が可能です。

よくある質問(FAQ)

Q1. 長形3号と洋形の封筒はセット方向が違いますか?

はい、大きく異なります。長形3号は縦長で「フラップを上にして、印刷面を下、封筒の上端をプリンター側に向けて縦方向」にセットします。洋形は横長で「フラップを閉じた状態で、印刷面を下、横方向」にセットするのが基本です。

Q2. Wordで封筒印刷する場合、用紙サイズ設定はどうすれば良いですか?

Wordの「レイアウト」タブから「サイズ」を選択し、「長形3号(120×235mm)」「洋形4号(105×235mm)」など使用する封筒のサイズを選びます。長形の場合は「印刷の向き」を縦、洋形の場合は横に設定するとレイアウトがずれにくくなります。

Q3. 封筒にシワが入ってしまう原因は何ですか?

シワの主な原因は、封筒の湿気・カール(紙クセ)・厚みです。プリンターのローラーは封筒を曲げながら搬送するため、湿気を含んだ封筒や波打ちのある封筒はシワが出やすくなります。保管時に密閉袋へ入れる・事前に封筒を軽くさばく・メーカー推奨封筒を使うことで大幅に改善できます。

Q4. インクがにじむ場合はどうすれば良いですか?

封筒は普通紙よりも繊維が粗くインクが吸い込まれやすいため、染料インクだとにじみやすい傾向があります。用紙設定を「封筒」または「厚手用紙」に変更する、顔料ブラックを搭載するプリンターで黒のみ印刷する、乾燥時間を長めに設定するなどの対処が有効です。

Q5. 封筒印刷で紙詰まりが頻発するときはどうすれば?

一度に多量の封筒をセットせず5〜10枚程度に抑える、用紙ガイドを封筒サイズにぴったり合わせる、裏面の糊部分が剥がれていないか確認する、手差しトレイを使う、といった対策が効果的です。それでも改善しない場合は、給紙ローラーの清掃や厚手対応の上位機種を検討しましょう。

この記事を書いた人

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創業1999年「詰め替えインクのエコッテ」
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