ブラザーLC3133・LC3135プリンターインクは何が正解?

エコッテ とうやま 7,871 views
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LC3135・LC3133のインクは何を買えば正解?

この記事をお読みいただいている方の中には、LC3135・LC3133のインクについて、何を買えばいいのか迷っている方も多いと思います。

実際、家電量販店やWEB通販サイト(amazonや楽天市場など)では、様々なインクが販売されていて、よくわからないですよね……。

そこでこの記事では、インクの型番・種類・価格など、きっとためになるお役立ち情報を紹介します。

お手持ちのプリンターを有効活用していただけるよう、最適なインク選びのお手伝いになれば嬉しいです。

早速ですが、結論から知りたいという方もいると思うので、インクの種類とポイントをあげてみました。

  • 純正品は、プリンターメーカー正規品で、価格はとても高いが、とにかく品質に優れている。
  • 互換品(互換インク)は、純正品を模して製造された新品で、価格や品質も様々、、比較検討の必要がある。
  • 詰め替えインクは、純正品に補充するためのインクで、とにかく印刷代を節約できて、プリンターにも安全。
インク代を節約したい場合は、「互換インク」が圧倒的にお得だよ。
互換インクについては、「3-2.互換品(互換インク)」で紹介されているよ。
すぐに商品を見てみたい場合には、LC3135 互換インク 4色セットから見てね。

助太刀異星人
もひっち

 

BCI-301+300に詰め替えインクを使う

1.対応するプリンターは?

LC3135・LC3133に対応するプリンター一覧です。

1-1.LC3135・LC3133 対応機種

  • PRIVIO MFC-J1605DN
  • PRIVIO MFC-J1500N
  • PRIVIO DCP-J988N
ちなみに、TSではなく、TRから始まるプリンターは、ADF(自動原稿送り装置)がついているビジネス向けの機種のようだよ。

助太刀異星人
もひっち

2.インクの型番や色数は?

すでにご存じの方もいるかもしれませんが、インクの型番についても、簡単におさらいしておきましょう。

LC3133が大容量タイプで

LC3135が超・大容量タイプになります。

いずれも4色でそれぞれのインク型番は下記のとおりです。

●ブラックがLC3133BKまたはLC3135BK
シアンはLC3133CまたはLC3135C
マゼンタがLC3133MまたはLC3135M
イエローがLC3133YまたはLC3135Y

3.インクの種類は?

上記の通り、LC3135・LC3133シリーズに対応しているプリンターはありますが、使用するインクの種類については、意外と知っている人が少ないようです。

なぜかというと、家電量販店では、純正品をメインにラインナップしているお店が多く、WEBサイト(特にamazonや楽天市場)では、インクの型番などで検索すると、色々なお店が販売している見た目の違う商品が大量にヒットするからです。

しかし、これらはすべて、今から紹介するいずれかの商品に当てはまり、実際には、4種類しかありません。

4種類のインクについて、それぞれの価格や品質、使い方などを紹介します。

  1. 純正品
  2. 互換品(互換インク)
  3. 詰め替え用(詰め替えインク)

3-1.純正品

BCI-300-301 純正インク

まず、プリンターメーカーであるキャノンから発売されているのが、純正品のインクカートリッジです。

とても高品質ですが、その分価格はとても高いものになっています。

ブラザーのオンラインショップで価格を見てみると、
LC3133(大容量タイプ)は、LC3133BKが3,330円(税込)、その他のLC3133C/M/Yが2,750円(税込)
LC3135(超・大容量タイプ)は、LC3135BKが4,400円(税込)、その他のLC3133C/M/Yが5,500円(税込)となっています。

プリンター本体の価格を考慮しても、純正品のインクカートリッジがとても高いことがわかります。

いずれの容量にしても、印刷を続けていきインクが切れるたびに純正品を購入していくと、あっという間にプリンター本体の価格よりもランニングコストの方が高くなってしまうことがわかります。

「プリンターを購入するとき、プリンター本体の価格は気にしてたけど、インクの価格までは気にしていなかった……」という方も多いと思います。

下記はブラザーの公式ページで MFC-J1605DNのランニングコスト(LC3119-4PK使用)を抜粋したものです。

印刷した用紙と印刷方法 モノクロ A4 カラー A4
1枚あたりの印刷コスト 約0.8円(税抜) 約4.1円(税抜)

純正品の使い方について

  1. インクカートリッジに付属しているキャップを取る
  2. インクカートリッジに貼ってあるシールを取る
  3. プリンターにセットして印刷をする

純正品はこんな方におすすめ!

  • インクの色にはこだわりがある
  • 長期保存を重視する(100年インク)
  • 簡単手軽がいい
  • 印刷コストは高くてもOK
  • インクは年1回しか買わない

 

3-2.互換品(互換インク)

LC3135 互換インク 4色セット

また、よく知られているのが、互換インクカートリッジです。

純正品と汎用性のあるカートリッジで、純正メーカー以外のメーカーが製造している商品です。

コンパチ品、サードパーティー品という言い方をしているお店もあります。

純正品よりも安く販売することを目的としているため、インクの品質はやや劣りますが、普段使いには十分です

純正品や再生品と同じように、プリンターにセットするだけなので、簡単にインク交換ができます。

インクが切れた後は、再利用することができないため、カートリッジごと処分することになります。

互換インクの品質はピンキリで、中には、カートリッジに付属しているICチップが原因で、プリンターが認識不良を起こしたりするものもあるようです。

また、カートリッジそのものが変形していて、プリンターにセットできなかったりというものもあるようです。

多くのお店では、万が一の場合にも、保証やサポートがあるため、特に問題なく使用できますが、あまりにも安い商品は要注意です。

互換品の使い方(純正品とほぼ同じ)

  1. インクカートリッジに付属しているキャップを取る
  2. インクカートリッジに貼ってあるシールを取る
  3. プリンターにセットして印刷をする

互換品はこんな方におすすめ!

  • インクは普段使いで充分
  • 長期保存しない(20年程度)
  • 簡単手軽がいい
  • それなりに印刷コストを削減したい
  • インクは年に数回は買う

amazonや楽天市場では互換インクを販売しているお店が山ほどあるが、購入前には、価格だけじゃなく、サポート体制や保証制度などもよく調べておく必要がありそうだね。

助太刀異星人
もひっち

3-3.詰め替え用(詰め替えインク)

LC3119-4PK 互換インク※画像はLC3129シリーズ

最後に、世間であまり知られていないのが、詰め替えインクです。

詰め替えインクは、純正品のインクカートリッジにインクを補充して使用する詰め替え用の商品です。

高価な純正品のインクカートリッジを捨てるときに、「もったいない」と思った方もいるのではないでしょうか?

実は、シャンプーや洗剤のように、容器(純正品のインクカートリッジ)にインクを補充して再利用できます。

中身のインクを購入して、外身の容器は買いなおす必要がないため、価格もとても安く済み、印刷代が大幅に節約できます。

さらに、互換インクとは違い、すでに使用している純正品のインクカートリッジにインクを補充するので、プリンターとの間でトラブルが起きにくいのも大きなメリットです。

そのため、同じカートリッジに無限に詰め替えることはできませんが、LC3129シリーズのカートリッジでは、10回以上詰め替えることができます。

このスポンジは、互換インクカートリッジなどと違い、特許ありの優れものなので、再利用しない手はありません。

詰め替えインクは、「お財布にも、環境にも、プリンターにも、純正品のインクカートリッジにも」優しい商品です。

めちゃくちゃ優しいですね。

※現在、LC3133・LC3135の詰め替えインクの取り扱いはございません。

詰め替えインクの使い方

  1. 使い切った純正品をプリンターから取り出す
  2. リセッターでリセットする
  3. 純正品の注入口にボトルを挿しインクを注入する
  4. プリンターにセットして印刷をする

詰め替え用はこんな方におすすめ!

  • インクは普段使いで充分
  • 長期保存しない(20年程度)
  • ちょっとした手作業を楽しめる
  • とにかく印刷コストは節約したい
  • インクは年に数回かそれ以上買う

詰め替えインクを使うと、いいことばかりだね♪
シャンプーや洗剤と同様に、プリンターのインクも詰め替えが主流になるかもね。

助太刀異星人
もひっち

4.インクの残量は?

プリンターの印刷で、多くの方が気にするのが、インクの残量表示についてです。

ここでは、ちょっと踏み込んでリセッターと呼ばれる道具やインク残量を無効にする操作について紹介します。

4-1.リセッターについて

インターネットで、LC3133・LC3135について色々調べてみると、「LC3133 リセッター」「LC3133 LC3135リセッター」などと言った検索キーワードが目立ちます。

詰め替えインクを知っている方が検索していると思われますが、いったいリセッターとは何なのでしょうか?

純正品のインクカートリッジには、ICチップという部品が付いていて、印刷枚数などに応じてインクの残量を検知してプリンターやパソコンに表示しています。

インクカートリッジICチップ

印刷を続けていくと、このインク残量表示がどんどん減っていき、最終的には、「インクがなくなった可能性があります。」や「インクなしを検知しました。」という表示が出ます。

詰め替えインクを使うと、中身のインク自体は補充されて満タンになりますが、インク残量表示は減ったままなので、実際に印刷指示をかけてもプリンターは印刷をはじめてくれません。

そのようなときに必要になるのが、(ICチップ)リセッターという道具です。
ランプが緑に変わる
リセッターを使用すると、インク残量表示が満タンになるとともに、詰め替えインクを補充したカートリッジが再び使えるようになるというものです。

リセッターを使用しても、インク残量表示と実際のカートリッジ内のインク残量は完全には連動しないことが多いので、あまり当てにならないよ。
しかも、リセッターは開発費用がかかるため、販売されていても、価格が高い場合が多いよ。

助太刀異星人
もひっち

5.さいごに

いかがでしたでしょうか?

最適なインク選びのお手伝いになったでしょうか?

たかがインク、されどインクですが、意外と奥が深いものです。

特に、詰め替えインクはまだまだ知らない方が多いと思いますが、実は、欧米やアジア諸国でも当たり前に使われている商品です。

エコッテでは、キャノン・エプソン・ブラザーをメインに幅広く詰め替えインクを取り扱っています。

ぜひお使いのプリンターでも詰め替えインクが使えるか探してみてください。

それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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