エプソンのインク YAD-BK(ヤドカリ)の交換・補充は何が正解?

エコッテ とうやま
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エプソン「YAD-BK」「ヤドカリ」は何を買えばお得?

ヤドカリのインクについて、何を買えばいいのか迷っている方も多いと思います。

実際、家電量販店やWEB通販サイト(amazonや楽天市場など)では、様々なインクが販売されていて、よくわからないですよね……。

この記事では、お使いのプリンターインクについて、きっとためになる明るいお役立ち情報を紹介します。

早速ですが、結論から知りたいという方もいると思うので、インクの種類とポイントをあげてみました。

  • 純正品は、プリンターメーカー正規品で、価格はとても高いが、とにかく品質に優れている。
  • 互換品(互換インク)は、純正品を模して製造された新品で、価格や品質も様々、、比較検討の必要がある。
インク代を節約したい場合は、「互換インク」が圧倒的にお得だね。

もひっち

ヤドカリ・ハリネズミ(YAD・HAR)のインクは売れ筋プリンター対応のインク

EPSONのインクボトル「YAD+HAR」に対応しているプリンターで最も売れているのは以下の3つです。(2020年7月9日時点価格.com)

  • EW-M630TB
  • EW-M670FT
  • EW-S170T

エプソンで発売されたエコタンクのプリンターはこの数年で機種も増え、企業だけではなく、個人で使用されている方も多いようです。

プリンター価格は安いもので2万円台(黒だけ使用のプリンター)、カラー印刷で3万円台、FAX機能があるプリンターだと4万円台になります。

このヤドカリ・ハリネズミのインクは何を買えば良いのか順序だててお話しします。

YAD・HAR 対応プリンター

EW-M634T/EW-M674FT/EW-M5610FT/EW-M571T/EW-M571TW/EW-M630TB/EW-M630TW/EW-M670FT/EW-M670FTW/PX-M270FR1/PX-M270FT/PX-M270T/PX-M270TR1/PX-S170T/PX-S170UT/PX-S270T/PX-S270TR1

エプソンのヤドカリ・ハリネズミに対応したプリンターはかなりの数ですね。

同じYAD・HARのインクを使うのですが、型番に違いがみられます。

どんな違いがあるのかプリンター型番でそれを探ってみましょう。

インクのことから少し離れますがお付き合いください。

プリンター型番から見分ける

プリンター型番はそのプリンターがどんなプリンターかを表すアルファベットで構成されています。

なお、以下の情報はエプソンが公表しているわけではなく、インク屋20年の私が勝手に読み取ったものですのでその点はご了解ください。

先頭の頭文字「EW」「PX」の違いは

「EW」は「顔料インク」と「染料インク」を使うプリンター

「PX」は「顔料インク」専用のプリンター

数字の前の「M」「S」の違いは

「M」はコピー・スキャナ機能も付いた複合機

「S」はコピー・スキャナ機能がない印刷のみのプリンター

数字の後の「W」「B」「F」「U」「T」は

「W」はプリンターのボディが白(White)
「B」はプリンターのボディが黒(Black)
「F」はFAX機能が付いたプリンター
「U」はUSB対応モデル
「T」はエコタンク方式のプリンター(Tank の頭文字ではないかと思います)

数字が3桁、4桁の違い

3桁はA4機
4桁はA3機

自分のプリンター型番を確認

例えばEW-M630TBを使っているとすると

「EW」は「顔料インク」と「染料インク」

「M」はコピー・スキャナ機能も付いた複合機

「T」「B」でエコタンク方式でプリンターのボディは黒色

おもしろいですね。

これらはプリンター価格とも関係してくるから興味深いです。

「F」はプリンター機能がついた分、プリンター価格は高め

「M」「S」でも「M」の方がプリンター価格は高め

また、このシリーズは「PX」とあるのは黒顔料インクのみでカラーを使いません。

「EW」はカラー印刷ができるのでプリンターは高め

「PX」は黒顔料インクのみ使用なのでプリンターは安めでした!

なかなかおもしろいね。型番をみれば一目両税で機能を言い当てられるよ!

もひっち

ヤドカリ・ハリネズミのインクの特徴

インク ヤドカリ・ハリネズミはYAD・HARの呼び名です。

エプソンではインク型番を表すのにアルファベットと日本語の両方を使っています。

インク ヤドカリ・ハリネズミはエコタンク方式プリンターのインク型番になります。

そもそも「エコタンク方式」とは、インクジェットプリンターに、大容量のインクタンク(エコタンク)を搭載し、インクを注入することができる機能を有した方式をいいます。

インク切れ時、インクカートリッジを交換する必要がないのが最大の魅力です。

YAD・HARのインクボトル

 

YADHAR4色セット
YADはヤドカリの略で黒の顔料インク、型番はYAD-BKです。

HARはハリネズミの略でカラー染料インク3色(イエロー、マゼンタ、シアン)、

型番はそれぞれ

HAR-Cはシアンの染料、HAR-Mはマゼンタの染料、HAR-Yはイエローの染料です。

YADはヤドカリのパッケージがHARはハリネズミのパッケージが特徴です。

自分のインクはどれ?

どれを買えばよいのか端的にお話しすると下記の通りです。

EW」のプリンターはヤドカリとハリネズミのセット

黒 YAD-BKとカラーはそれぞれHAR-C、HAR-M、HAR-Y

PX」のプリンターはヤドカリ(黒)のみになります。

黒 YAD-BK

ちなみにハリネズミの黒(HAR‐BK)というインクボトルは存在しません。

純正インクボトルは高品質

YAD-BK 黒は「くっきりブラック」が売りで高品質の顔料インクだから、普通紙でも見やすくてキレイ。

カラーのハリネズミもアルバムで保存すれば、300年に渡って発色を維持する品質です。

これだけ高品質なのにインクタンク方式だから安くなっているのは嬉しいですね。

YAD・HARのインク価格

従来からあるエプソンのインクカートリッジと比較するとエコタンクはとても安いです。

ヤドカリとハリネズミ4色のセット価格で計算してみました。

1mlあたり18円ですので従来のインクに比べると格段に安いのです。

純正品 YAD-BK HAR-C HAR-M HAR-Y 合計 価格 コスト
通常量 140ml 70ml 70ml 70ml 350ml 6,160円 18円/ml

エプソンダイレクトショップでヤドカリとハリネズミの単品の値段は下記の通りでした。(2020年7月9日時点)

YAD(140ml) 2,365円(税込み)、HAR(70ml) 1,265円(税込み)

純正品は安くならない

yadhar

プリンターメーカーであるエプソンから販売されているのが、純正品のインクボトルです。

300年インクというだけあり、とても高品質です。

従来のインクカートリッジと比較すると充分やすいのですが、もう少し安くなると更に嬉しいですよね。

ところが残念なことに純正品はどこで買っても価格にさほどの差がありません。

試しにいくつかのネットショップの価格を比較してみます。

価格は2020年7月9日時点の価格.comを参考にしています。

ヤドカリはどのプリンターでも使うのでヤドカリで比べてみました。

送料は別途かかる場合があります。

この時点でヤドカリ 黒 YAD-BKの最安値は2,115円でこれ以下の価格は難しいでしょう。

エプソンダイレクトショップ:2,365円(税込み)
123market:2,115円(税込み)
ECカレント:2,124円(税込み)
Amazon.co.jp:2,145円(税込み)

純正品はこんな方におすすめ!

  • インクの色にはこだわりがある
  • 長期保存を重視する
  • 印刷コストは高くてもOK
  • インクは年1回しか買わない

純正品も充分やすいのでこの価格で満足されておられる方も多いとは思いますが、更にお安くなればこんなに嬉しいことはありません。

ヤドカリ・ハリネズミの互換インク

EPSON用インクボトル ヤドカリ・ハリネズミを使っていたけど、よくを言えばもう少し安いと嬉しいと思っておられる方に互換性のあるインクボトルをおススメします。

互換インクはお薬のジェネリックのようなものだと思ってください。

エコタンクのインク代が更に大きくコスト削減ができるのがなんと言ってもメリットです。

互換性のあるインクボトル

互換インクボトルも、純正品のインクボトルと同様、エコタンクにインクを補充して使用する補充用の商品です。

純正品ではないので、価格も安く済みます。純正品ではないですが、トラブルが起きにくいため、安心してご使用いただけます。

1mlあたり7.5円ですので純正品の18円/1mlと比較すると

半額以下になりますね。

詰め替え YAD-BK HAR-C HAR-M HAR-Y 合計 価格 コスト
注入量 140ml 70ml 70ml 70ml 350ml 2,640円 7.5円/ml

互換インクボトルはこんな方におすすめ!

  • インクは普段使いで充分
  • 長期保存しない
  • とにかく印刷コストを削減したい
  • インクは月1回以上買う

互換インクボトルの補充方法は

純正品のヤドカリ、ハリネズミ同様、タンクの注入口にボトルの先を差し込めばインクは自動的に補充できます。

但し、ボトルの内側にフイルムが貼ってあるのでそれを外す必要があります。(ボトルに説明書きがあるので大丈夫です。)

その後は純正品と同じですのでご安心ください。

互換インクはこんな方におすすめ!

普段使いで頻繁に印刷したい方には互換インクボトルをお使い頂くことをおすすめします。

特に大切なものを印刷する時だけエプソン製に戻すという使い方でも良いかと思います。

  • インクは普段使いで充分
  • 長期保存しない
  • とにかく印刷コストを削減したい

互換インクボトルはどこで買う

互換インクは商品の品質にバラつきがありますので信頼できるお店をお選びください。

  • インクの専門店
  • 販売実績があるお店
  • プリンターのことにも詳しい担当者がいるお店
  • 保証がしっかりしているお店
  • リピート客が多いお店

エコッテは1999年創業

エコッテは創業1999年からプリンターのインク一筋だから長年のファンもいるんだよ。(`・∀・´)エッヘン!!

もひっち

メンテナンスボックスについて

最後にもう一つおまけでお話ししておきます。

ヤドカリ、ハリネズミを使うプリンターの大半はメンテナンスボックスを交換することができます。

EPSON プリンターは印刷方法から廃タンクエラーがCanonより早めに起きやすいのが特徴です。

今までは長期に使用した場合、定期的に修理に出す必要があったのですが、最近はメンテナンスボックスが交換できるタイプが出回っています。

このタイプだとエプソンに修理にだすことなくメンテナンスボックスを購入して交換すれば良いだけですので助かります。

ヤドカリ・ハリネズミのメンテナンスボックス

メンテナンスボックスを交換できない機種はPX-M270UT、PX-M270T、EW-M571T、EW-M571TW です。

他の機種は交換できるようです。(2020年7月10日現在)

メンテナンスボックスはエプソンダイレクトショップ、アマゾン等で販売されています。

型番はEWMB2 、 エプソンダイレクトショップで1,980円(税込み)です

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